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「認知症介護を後悔しないための54の心得」工藤広伸

2021年03月27日 | レビー小体型認知症 介護

【介護ブログで、のべ80万回以上読まれた「認知症の介護術」を公開

著者は、母親と祖母という、違うタイプの認知症を同時に体験。さらに、認知症に関するたくさんの本を読み、セミナーやイベントなどからも得た情報が盛りだくさん。医者や介護職のプロ目線ではなく、介護者の独自目線でわかりやすく解説している。】

この本もよかったです。

この方は遠距離介護をしている人ですが、月に続けて1週間以上介護をされています。たまにちょっと(数日、数時間)介護の手伝いをするだけじゃ、絶対に!わからない介護当事者の大変さをわかっておられると思います。

第1章 病院・ケアマネージャー選び編

心得3「大学名や病院の規模や肩書」でお医者さんを選ばない。
心得4 内科や外科に行く感覚を捨てなければいけない。

「医師と薬を信頼してはならない」「認知症は受け身ではいけない」

心得6 繊細な認知症のお薬は「自分が医者になったつもり」で扱う。

父の病気の始まりは(多分胸がドキドキして)「苦しい!救急車呼べ!」というパニック症状でした。そこで、ずっといつも高血圧の薬などもらってる市民病院に連れて行き、血圧も脈も高く何だろうということで、検査しまくり、、よくわからない。
大学病院に行けというので行って高いお金を払って精密検査?してもらって、パーキンソン病でしょうということになり、薬を貰いはじめ、少しずつ飲む種類も増え、、、。
循環器内科では、頻脈は心房細動だろうということでその薬も飲みはじめ、、、。

そうこうしてるうちに幻視が見え、低血圧になり、うつ状態になり、、、。

父は後期高齢者で痩せてきてる上に、レビーだとしたら「薬に過敏」なので薬を安易に増やしてはいけない。匙加減が大事!!ごくごく少量から、、副作用が出たら減らす、、、と言うこと当時は知らず、お医者さんに言われるままに飲み続け、、。一度に8~9錠とかになることもありました。

・・・悪くなってないか?(そもそも本当にパーキンソン病なのか?)

で、この本で紹介されている「コウノメソッド」の本や、認知症薬や薬の副作用の問題を提起している本、などを読んだり、河野先生や減薬医のお医者さんの講義?などをYouTube動画で見て勉強しました。

今考えるに、希死念慮やせん妄?などが出てしまって、パーキンソン病薬を減らしている時期にあまりに妄想興奮暴走が多くて、介護が疲弊してしまう状態になって認知症の病院に行き、抑肝散(落ち着かせる漢方薬)アリセプト3mg(認知症薬)を飲み始めた。それでも興奮は度々あり、、、。通院が大変なので往診に来てくれたお医者さんがアリセプトを5mgに増量してさらに興奮。減らすと翌日おさまる。。。でも、また興奮。

・・・で私、アリセプトを止めましたすると、、
やめてからここしばらく怒らなくなりました。被害妄想の異常な興奮暴走がなくなり穏やかになりました。暴走がなくなった!!(今の所 様子見です)

往診してくれてる先生は、減らしたいと言ったらアリセプト5mgを3mgに減らしてくれたり、漫然と飲んでる薬を必要ないものを減らしたいと言ったらその方向に進めてもらえることになりました。有難いです。(アリセプトは出されたので、自己判断でやめました)

介護者の話をきちんと聞いてくれる先生はよい先生だと思います。
患者の状態を一番よく知っているのは24時間見ている介護家族なのですから。

個人差はあると思いますが(個人差があるからこそ一律に厚労省?医学会?の決まり”通りに向精神薬を出してはいけないと思う。脳に作用する薬はほんと恐ろしい。)
とにかく今、実際に父は落ち着いてます。

第2章 認知症の人との接し方・日常編

第3章 介護態勢づくり(人の輪編)

第4章 介護態勢づくり(モノ編)

第5章 介護者自身のこと(メンタル、働き方編)

第6章 介護者が毎日を”しれっと”過ごすために必要なこと

第2章 
周囲の人の接し方は、すべての人間関係に通じることですが、特に認知症の繊細な人には大変重要なことだと思います。が、いかに接し方に気をつけ、寄り添っても、暴走してしまってる人には手が付けられない、介護不能になってしまいます。

第3章
お金も介護もしないくせに口だけ出すとか、金出してるからと口出しする(押しつけがましい)人より、無関心で何もしない人の方がマシとか、、、そうそうって思いました(自分はやってもないのにさも分かったように口出されると、勘弁してほしいって思う、、、だって人間だもの。しかも当事者の方がわかってるし。)

黙ってお金出すとか手伝うとかしてくれ、と思います。(どこかの国の政府と同じ?)

第4章 便利なモノに先行投資、、、してます。
モノで介護が少しでも楽になるなら利用しまくろう。Amazonラブ

とにかく、主たる介護者が「私が主治医」くらいの気持ちで、よく観察し(起きてる間中観察しメモしてます)、小さな変化を見逃さないようにすること、本人の気持ちに寄り添うことが大事だと思います。

そのためにも、介護者自身の心と身体を大切にすることですね。
栄養とって休めるときは休み(睡眠は大事!)、ストレスをためないように、、、

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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あはは! (都月満夫)
2021-04-01 11:20:52
恒例行事です^^
したっけ。
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