【「新基礎英語3」で連載中(当時)の「ケイトの日米比較」をまとめたもの。これまでの連載から選りすぐりの12本を英語で収録。1話800語の手ごろなサイズ。「読んでなるほど」の語注付き。】
・・・ということで、中学生対象に書いてくれてるんだと思いますが、エッセイだからか、わかりにくい表現もありました。ちょっとした解説もついてます。
小説ばかりじゃなくて、エッセイもたまにはいいです。
学期末に大荷物(習字セットに絵の具セットに裁縫道具にお道具箱に給食エプロンにetc…)を抱えて帰る小学生。アメリカでは学校の荷物はそんなにない、、とか
「桃太郎」はおばあさんに切られなくてよかったとか、なんで川なのか?とか(民話の素朴な疑問)、
「OK.プリーズ」のつもりで、「いいです」と言ってしまって、やってもらえなかったとか、
「osyokujiken」と「汚職事件」「御食事券」。(これはよく聞くね)
ことわざの話、色のイメージの話(真っ赤なうその赤、赤のイメージは怒りだとか、黄色い声ってどんな声?とか)
日本で暮らすアメリカ人が感じた文化の違いや疑問、勘違い、間違い、失敗などのMistakeが、ユーモラスに書いてあって、面白かったです。
外国人だって、いっぱい間違いや勘違いをしながら日本語を学んでるんですね。間違いや失敗を恐れることはないってことです。そこから得ること(Take)が必ずあるということですね。
星4つ
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