後期で選択した唯一のスクーリングを土・日曜日津学習センターで受講した。
受講科目は「江戸時代の街道と地域」
講師は三重大学の塚本教授
授業は江戸時代の古文書「尾鷲組大庄屋文書」の莫大な資料の中から
主に熊野街道で江戸時代行われていた西国33箇所巡礼の人たちのいろんな有様をこの古文書の中から読み事実を突き止めた内容だった。
はかない内容のものが多く 遠くは青森や新潟から何回も巡礼して歩きその最後は行き倒れと
塚本教授のお話では来期も江戸時代の三重県内の街道と地域に関する内容で講座を予定されているとのことだった。
遠くは千葉県や近隣の滋賀県からも受講されていた。
いつも感じるのだが皆さん勉強されて詳しい
私はただただ聴いて頷くばかりである。
塚本 明(つかもと・あきら)日本史学・近世史学

江戸時代の民衆が、いかに働き、何を考え、どのような生活をしていたのかを、主に三重県下に残された古文書を通して研究しています。三重県には江戸時代の古文書が、全国的に見ても極めて豊富に残されており、調べることが山のようにあります。数百年前の庶民が記した文書から、新たな史実を「発見」するのが、何よりの醍醐味です。ゼミ生や地元市民と一緒に古文書の調査に取り組み、その面白さを地域に向けて発信しています。歴史学とはカビくさい化石のような学問ではありません。学ぶことを通して現在の私たちの生き方を見直していく学問です。地域に埋もれた歴史を発掘し、その活用を図ることも、大事な課題なのです。