今日は第二日曜日なので治療院は休みでした。
そこでスタビライゼーション・ベーシック講習会に参加してきました。
このスタビライゼーション、表面の筋肉から、筋同士を協働して働かせたり、深層筋などの補助筋群を刺激して、体のアライメント(体のつながり・姿勢とでもいいましょうか)を意識して行うものです(何だかわからないかもしれませんね)。要は体のバランス能力を整えたり、体幹部の安定(軸の感覚)、体幹と四肢との安定性を高めたりするものです。また筋力トレーニングだけでなく、強度や回数などを変えれば、コンディショニングとしてもできますし、体幹部の弱い(使っていない)所も意識でき全体に刺激をいかすことができます
最初本やDVDを見たりだけだと、簡単にできたり、ただの使えているところだけの筋トレかなと思っていましたが、実際講習会でやったら全く意識の仕方が違ったり、姿勢も違いました
まず動作するためにポジションをしっかりすることが大切で、体幹のポジションが特に大切な気がしました。また色々なところ意識しながら動いたり止めたりするのでとてもきついです意識が一つの場所に行きがちになり、他のところがおろそかになりやすいです(本などで見ただけだとこういう感じでやってしまい、楽なのだと思います)。
これが筋トレといっても体幹を安定にさせたり、脚、手の動作をブレずに動かしたりするための筋トレなので、重い物を持つとか、大きな力を出すための筋トレ、筋肥大させるための筋トレではない気がします。したがって強度や回数を下げれば、筋トレではなくコンディショニングや体幹の安定を目的とした体の意識を鍛える(させる)というものになるのだと思います。
ふと体が緩く安定感がない方やクニャクニャした体の方や軸感覚がない方は、このやり方もいいかも知れないなぁと思いました。
今回パートナーでやりましたが、パートナーがしっかりポジションを指摘したり、体の意識を指摘することでさらに意識ができるので、指導が重要だなと思いました。その仕方も勉強になりました(一人でもできますが、最初は二人の方が意識する場所や動きなどが分かるので、二人でやった方が良いと思いました)
私体の使い方などを意識したり、患者さんにさせたりしますが、結構脱力とか緩めるとか伸ばすとかの意識を良くさせたり言います。ただずっと気になっていたのが、体がゆるい方や締まりがない方に対してのアプローチがいまいちで、もっと良いものが何かないかと思っていたので、今回の講習会はかなりいいヒントをいただきました今度は鍛えるという面でも体の使い方に役立つものができそうな気がします実際に受けてみないとダメですね
帰りは体がしっかり立てていて歩きが楽でしたただ明日は筋肉痛だろなぁ
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