バッハと音楽についての道草日記

~気になる音楽、ドラマ、書籍、雑誌等についての雑記帳~

また、クリスマス・オラトリオ...

2008-04-19 15:37:17 | 音楽

Scan10312 Scan10313 “空前の超豪華装丁と実力派演奏者陣による史上最強のクリスマス・オラトリオ!”とのタイトルの「J.S.バッハ クリスマス・オラトリオ BWV248」(CHANNEL CLASSICS CCS SA 20103)が店頭にあったので、ちょっと値段が高かったのですが、あまりにも豪華そうだったので衝動買いをしてしまいました。ジョス・ファン・フェルトホーフェン指揮、オランダ・バッハ協会管弦楽団、オランダ・バッハ協会合唱団による演奏です。左の写真がCDが入っているケースで、右の写真が、分厚い、写真がいっぱい掲載されている解説書とCDケースがおさまっているフェルト風のCDボックスです。
期待を込めて恐る恐る聞き始めましたが、うーん、これが史上最強かなぁ....、。確かにいい演奏なんでしょうが、第一部の冒頭から、ウーハーなしでもティンパニーが妙に響き、高音がクリアでなく、全体がぼやけた印象です。全体を通じて、低音域が響きすぎて、高音域がぼやけていたため、アンプで調整してみた所、まずまず聞きやすくなりました。多分、私のオーディオがあまり良くないんだとはおもうのですが......。
低音を抑え、高音を増強して、全体を聞きなおしてみました。全体的にまろやかでマイルドな雰囲気が漂っており、静かに横になって休みながら聞くと、ふわーっと天に昇って、雲の中に入って天使に囲まれているようで、心安らかになる感じです(いつも感じるのですが、音楽の印象を言葉で表現するのは本当に難しいですね)。BGMとしても良いかも知れません。史上最強というより、オーソドックスな真摯な演奏のように思います。でも、良く分からないのですが、レコーディングというか、最終的な音の調整があまり良くないのではと感じますが、どうでしょう。一度、オーディオ専門店の高級機種で聞いてみたいと思っています。

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