さてさて、住宅修繕もいよいよ佳境に差し掛かりまして、2階北側面の外壁補修に取り掛かりました。補修前は冒頭画像が2階北面の東側で、下の画像が2階北面の西側です。
画像を見てお分かりいただけると思いますが、やはり北面の東側が酷く傷んでおります。これは屋根に積もった雪と冬場の北西風による「凍害」です。「凍害」とは壁に水分が滲みこみ、それが凍って水分の体積が膨張し外壁材(私の家はモルタル材)を中から破壊してしまう現象です。大抵の場合は、ここまで一気に欠損する事は近年の温暖化による暖冬であまり無いようです。凍害の初期症状としては、初めにまず塗装面が剥離します。それを放っておくと塗装面が剥離した箇所からモルタルが水分を吸収し、それが凍るとモルタルが割れて剥離します。
人が居住しておる住宅は、冬の間は暖房器具を使用しているので、結果室内だけでなく外壁も暖められるので、外壁に接した雪も溶けて、長期間外壁が水分と接している事が無い為に凍害の影響を最小限にできます。よくご近所を観察していると、ある御家族の2階の部屋に居た子供が進学や独立で家を出たりしている住宅は2年位すると2階の外壁が寂れた感じになってたりしませんか?壁が暖まらなくなってしまって、壁が水分を吸ってしまってるのだと思います。
ちょっと脱線して、人が住まなくなった家は、傷んで寂れるのが早くなります。私の思い込みですが、一番の要因は人の「気」が家から抜けてしまう事だと思っています。例えば、長期出張や旅行などで家を留守にして、帰った時に家に入るといつもと違う雰囲気で、生命感が無いと言うか無機質な雰囲気になってませんか?電気をつけて数時間経つといつもの家の雰囲気が戻ってきませんか?それは住んでいる人の「気」が部屋や家具・室内の空気に移り、ある種の生命感を吹き込んでいるからだと思います。家に人の「気」が移り、それが宿ることで家は経年劣化の要因からある程度守られると考えてます。それに加えて前段の凍害があり、家が傷んでしまうのではないかと・・・。
ともあれ、モルタル材の凍害は東北地方や北海道など寒冷地では避けられないもののようです。予防策はとにかく塗装のメンテナンスによってモルタル材を水分から守る事です。塗装の剥離だけでしたら、防水シーラーを下塗りとして、その上にペンキを塗ることで簡単に補修可能です。家を長持ちさせるコツとして、梅雨時から初夏にかけてと、冬の雪が降る前、春の雪解けシーズンと季節が大きく変わる節目に外壁の塗装面にヒビが入っていないか、削れたり剥離している箇所はないかチェックし、もし発見したら素早く前段の塗装補修でミニメンテしましょう。
ちなみに、外壁全塗装を業者に頼むと費用は安いアクリル塗料(ペンキ)3回塗りでも30万円以上かかります。塗料はグレードが高いほど、塗り回数が多いほど耐用年数が延びますが、費用も高くなります。いずれも3回塗りでウレタン塗料で40万円前後、シリコン塗料で50万円前後、フッ素塗料で60万円前後かかるようです。まめにメンテする場合、ホームセンターでシリコン塗料1.6L(1回塗りで畳6枚~9枚分の面積塗れます)を買えば3000円以下、下塗りの防水シーラーが2000円位としても合わせて5000円くらいで外壁を長持ちさせられます。参考までに。
んで、自分で補修してみました。ホームセンターでモルタル4kg(700円弱)とペンキ(上級グレードのシリコン塗料)1.6L(2680円)、ペイントローラーと刷毛各サイズ・ペンキバケツ・下塗りシーラー・モルタル塗り用の左官コテで7000円位、合わせて1万円ちょっとの出費。
作業開始、まずヘラで剥離して浮いた塗装面とモルタルを全部削り落とします。削った面にかるくブラシ(使い古しの歯ブラシ使用)をかけます。モルタルに水をまぜて練ります、しつこいくらい練ります。モルタルを欠損箇所に塗りつけます。1日乾かします。翌日、下塗りシーラーを塗り、乾燥させます。シリコン塗料(ペンキ)を塗ります。欠損箇所は5回塗り、無事な面は2回塗りしました。
完成形はこちらです。北面東側。
んで、北面西側。
えー・・・、出来はカッコ良くいきませんでした
失敗①モルタル塗るの難し過ぎ
失敗②ペンキの色、アイボリーにしたのですが、うちの壁塗装色が独特で、ピンク混じりのアイボリーで外壁の東・南・西の他の面と色が違っちゃいました。現在ツートンカラー外壁になってます。
ということで、外壁補修は「外壁補強、見た目関係なし、頑丈さ重視」となりました。いつかお金ためて「鋼板によるサイディングでリフォーム」しようとおもいます。(100万円以上コースですわ・・・ガクッ)
画像を見てお分かりいただけると思いますが、やはり北面の東側が酷く傷んでおります。これは屋根に積もった雪と冬場の北西風による「凍害」です。「凍害」とは壁に水分が滲みこみ、それが凍って水分の体積が膨張し外壁材(私の家はモルタル材)を中から破壊してしまう現象です。大抵の場合は、ここまで一気に欠損する事は近年の温暖化による暖冬であまり無いようです。凍害の初期症状としては、初めにまず塗装面が剥離します。それを放っておくと塗装面が剥離した箇所からモルタルが水分を吸収し、それが凍るとモルタルが割れて剥離します。
人が居住しておる住宅は、冬の間は暖房器具を使用しているので、結果室内だけでなく外壁も暖められるので、外壁に接した雪も溶けて、長期間外壁が水分と接している事が無い為に凍害の影響を最小限にできます。よくご近所を観察していると、ある御家族の2階の部屋に居た子供が進学や独立で家を出たりしている住宅は2年位すると2階の外壁が寂れた感じになってたりしませんか?壁が暖まらなくなってしまって、壁が水分を吸ってしまってるのだと思います。
ちょっと脱線して、人が住まなくなった家は、傷んで寂れるのが早くなります。私の思い込みですが、一番の要因は人の「気」が家から抜けてしまう事だと思っています。例えば、長期出張や旅行などで家を留守にして、帰った時に家に入るといつもと違う雰囲気で、生命感が無いと言うか無機質な雰囲気になってませんか?電気をつけて数時間経つといつもの家の雰囲気が戻ってきませんか?それは住んでいる人の「気」が部屋や家具・室内の空気に移り、ある種の生命感を吹き込んでいるからだと思います。家に人の「気」が移り、それが宿ることで家は経年劣化の要因からある程度守られると考えてます。それに加えて前段の凍害があり、家が傷んでしまうのではないかと・・・。
ともあれ、モルタル材の凍害は東北地方や北海道など寒冷地では避けられないもののようです。予防策はとにかく塗装のメンテナンスによってモルタル材を水分から守る事です。塗装の剥離だけでしたら、防水シーラーを下塗りとして、その上にペンキを塗ることで簡単に補修可能です。家を長持ちさせるコツとして、梅雨時から初夏にかけてと、冬の雪が降る前、春の雪解けシーズンと季節が大きく変わる節目に外壁の塗装面にヒビが入っていないか、削れたり剥離している箇所はないかチェックし、もし発見したら素早く前段の塗装補修でミニメンテしましょう。
ちなみに、外壁全塗装を業者に頼むと費用は安いアクリル塗料(ペンキ)3回塗りでも30万円以上かかります。塗料はグレードが高いほど、塗り回数が多いほど耐用年数が延びますが、費用も高くなります。いずれも3回塗りでウレタン塗料で40万円前後、シリコン塗料で50万円前後、フッ素塗料で60万円前後かかるようです。まめにメンテする場合、ホームセンターでシリコン塗料1.6L(1回塗りで畳6枚~9枚分の面積塗れます)を買えば3000円以下、下塗りの防水シーラーが2000円位としても合わせて5000円くらいで外壁を長持ちさせられます。参考までに。
んで、自分で補修してみました。ホームセンターでモルタル4kg(700円弱)とペンキ(上級グレードのシリコン塗料)1.6L(2680円)、ペイントローラーと刷毛各サイズ・ペンキバケツ・下塗りシーラー・モルタル塗り用の左官コテで7000円位、合わせて1万円ちょっとの出費。
作業開始、まずヘラで剥離して浮いた塗装面とモルタルを全部削り落とします。削った面にかるくブラシ(使い古しの歯ブラシ使用)をかけます。モルタルに水をまぜて練ります、しつこいくらい練ります。モルタルを欠損箇所に塗りつけます。1日乾かします。翌日、下塗りシーラーを塗り、乾燥させます。シリコン塗料(ペンキ)を塗ります。欠損箇所は5回塗り、無事な面は2回塗りしました。
完成形はこちらです。北面東側。
んで、北面西側。
えー・・・、出来はカッコ良くいきませんでした
失敗①モルタル塗るの難し過ぎ
失敗②ペンキの色、アイボリーにしたのですが、うちの壁塗装色が独特で、ピンク混じりのアイボリーで外壁の東・南・西の他の面と色が違っちゃいました。現在ツートンカラー外壁になってます。
ということで、外壁補修は「外壁補強、見た目関係なし、頑丈さ重視」となりました。いつかお金ためて「鋼板によるサイディングでリフォーム」しようとおもいます。(100万円以上コースですわ・・・ガクッ)