埼玉県、秩父の観光TVCMを見て「あんな大きなカツがのっているカツ丼があるのか」と思っていた。
その名を”わらじかつ丼”という。
ハルヒルオヤジ隊で、わらじかつ丼を食べに秩父へ向った。
待っていると、持ち帰りのお客さんが6個位持って出てきた。
「ますます遅くなるかな」と、つい思ってしまう。
待ち時間の長さを覚悟した。
家族連れが出ていくと「次の方、どうぞ」と案内された。
時刻は12時25分。
1時間20分待った。
中に入って案内されたのは、小上がりのコタツ。
手前にも同じコタツがあった。
アットホームな雰囲気に親戚の家に来たような安らぎを感じた。
長時間立っていたので、座れるしあわせを感じてしまう。
ゆっくりシューズを脱いで上がる。
店内を見回すと、カウンター席は5つ。
カウンターの奥に調理場。
メニューはシンプル。
“わらじかつ丼“しかない。
選べるのは枚数。
”わらじ”というので一足は2枚。
食べきる自信はなかったが、ここまできたら2枚しか注文できない。
調理場の奥で肉を叩く音が聞こえる。
カウンター席ならゆっくり見ることが出来る。
こたつで身体が温まると眠くなってきた。
本棚にあった「ドラゴンボール」のコミックを読んで待った。
待つこと20分。
目の前に、丼ふたが閉まらないボリュ-ム満点のわらじかつ丼が運ばれてきた。
お店に着いて、1時間40分待った甲斐がある位の迫力あるモノだった。
みんなのテンションがアップした。
フタを取るとさらにテンションアップ。
今までの人生の中で一番大きなカツに遭遇した。
それも、2枚。
あまりの大きさに持つだけでも大変。
「スゴイ!」と言ってしまった。
2枚重ねたままでは、食べられないのでそのままフタに乗せた。
1枚目のカツから食べ始めた。
「肉が柔らかくて、美味しい」
薄くなった肉は脂身が少ないがジューシー。
衣も厚くないので、見た目ほど重い感じではない。
タレは少し甘い醤油味で、ご飯にもたっぷりかかっていた。
1枚目はその美味しさで無心で食べていった。
2枚目のカツがフタの上で待っている。
4人ともフタの上にカツを待たせて、1枚目を食べていった。
こたつの天板には、出番を待つカツが4枚。
不思議な光景。
2枚目を考え、ご飯を調整しながら食べた。
フタに置いてあったカツを乗せると、2杯目を注文したようになった。
2枚目の半分辺りから、満腹感が襲ってきた。
甘いタレが辛くなってきた。
漬物の小皿と味噌汁が付いていたので、食べきることが出来た。
アトラクション的な楽しさを感じた”わらじかつ丼”だった。
ごちそうさまでした。
お店を出ると、列がさらに長くなっていた。
満腹のお腹で出発した。
国道140号を左折し、秩父神社を目の前にした所で踏切で停まった。
秩父アミューズパークを目指す。
この辺の道路には「自転車専用レーン」があって走りやすい。
秩父公園橋に到着
秩父市街地から続く秩父ミューズパークへのゲート。
高く伸びる主塔から斜めに張ったケーブルで吊り下げられた斜張橋はサイズ、コンセプト、工程に至るまで日本最大級。
ケーブルがハープの弦のように見えるので「秩父ハープ橋」とも言われている。
橋の中央のバルコニーからの景色が最高。
渡るだけでない、遊び心満載の斜張橋だった。
余談だが、
この下流には、2011年に放送されたテレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台として有名な秩父橋があると聞いた。
次回は、「あの花」聖地巡礼ツーリングもしてみたい。
秩父ミューズパークへの道は、紅葉で綺麗だが結構な坂。
重い身体でやっと上った。
国道299号線を下り、県道37号線皆野両神荒川線を下った。
国神交差点を左折し、県道44号線で群馬の森を目指した。
午後4時過ぎに、出発地点の群馬の森に到着。
お疲れ様でした。
念願の”わらじかつ丼”が食べられて、楽しい紅葉ツーリングだった。
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