♪宝物の箱♪

誰にも目に見えるもの、そして見えない大切な宝物ありますよね。
そんな【宝物】について思ったことを綴ってみました。

『心が折れました…』

2010-06-27 19:58:01 | ささやき


先週、緊急入院した主人の父。
木曜日に容態が思わしくないからとの連絡。
夕方、息子を除く家族が揃ったところで、病院まで向かいました。
午後8時過ぎ、病室に着くと…
義父の声が…
酸素マスクをしているにも関わらず…何やらず~っとお喋りのご様子。
ホッとするやら驚くやら…
でも、先生の見解では、もう最悪の状態でいつまでもつか…とのこと。
義父も知っているのか、ああしろこうしろと次々へと命令。
私にも「mayuさん、あんたには冷蔵庫の中の掃除をして欲しい。
中の物はすべて捨ててしまっていいから」
『はい、お休みの日に片付けときますよ』
娘には「わざわざm○k○まで来てくれたのか、おい、お小遣いを
俺の目の前であげろ」と義母に。
そして、着いて間もない我々に、
「もう遅い、明日の仕事にひびく、早く帰れ」
早々に病室を後にしました。
『お義父さん、大丈夫そうだね』
と言いながら自宅へと向かいました。

そして昨日、義父の調子悪そうだからと再度連絡。
仕事だった主人と娘の仕事の目途を付けようとしていると
「今日は大丈夫そうだから、明日朝早くにきなさい」との連絡。

そして、今朝早くに家を出て病院へ。
そして、病室に響く義父の声。
先日よりもっと重層な酸素マスクをしながら
あ~だこ~だ永遠にしゃべっています。
もう皆脱帽です。
ある意味、意識がはっきりしているのも問題です。
色んな命令を「はい」「はい」と聞いている主人を見てて吹き出しそうでした。

挙句のはてには「早く家に行って、片づけをしろ」です。
主人の実家に着くと、居間や座敷はご近所の遠~い親戚の方々が
ちょこちょこと片付けをして下さったみたいで、
今までになく小ざっぱりとしています。

さ~て、問題の冷蔵庫・・・・・
実の事、私、主人の実家の冷蔵庫開けるの嫌いだったんです。
普通、冷蔵庫の扉開けると、明るいでしょう?
でも、主人の実家の冷蔵庫の中は茶色なんです。。。
何もかもめちゃくちゃに入れてあって、
ラップも掛けてないので全部カピカピ。
いつの物か分からない食材・食品が目白押し。
とにかく、冷蔵庫の中が臭い・・・

中味、全部捨てていいって事だったんで、全部捨て…
棚という棚、全部取っ払って洗って、冷蔵庫の中拭きあげて…
ゴムパッキンの溝のゴミを取り除き…(凄い量)
きっと、購入してから一度も掃除した事なさそうです。。。

で、炊飯器。まさかご飯入ってないわよね~っと覗くと…
ホンの少~しご飯が…義母はずっと付き添ってるからいつのご飯か…
これはまさかねって覗くお急須は…
お茶葉にカビルンルンが…
最悪だったのは、蓋のない生ごみバケツ…
そっと触ると、ショウジョウバエがまるで「となりのトトロ」に出てくる
“まっくろくろすけ”のようにバ~ッと飛び出しました。
と同時にこの世のものとは思えない程の臭いが…

今日の台所のお掃除、何度くじけそうになった事か…

実は、義母今朝早く一度病院から帰って来ていて、
主人が来るの待ってて病院まで車で乗っけてもらってるんです。
時間はたっぷりあったはずなのに…
少なくとも、ご飯や茶葉くらいは片付けられるのに…
何にもする気無いらしいです。。。

主人は長男。
(わざわざ子供のいなかった義両親のところへ跡取りになるべく養子入り)
定年後は実家に帰ることが我々の義務。
……とても住めそうなところではありません……
生活が出来るようにする為掃除するのに数ヶ月掛かることか…
(この状態で義両親は生活しているんですが…)

台所ひとつでも、新築以降一度も掃除してないようだし…
流し他、茶棚の棚・引き出し全部、ゴキちゃんの糞だらけ…
流しも今まで何度きれいにしてもその状態を保ってくれたこともない…
(まるでTVでたまに見るゴミ屋敷です)

そう遠くない未来、ここで暮さなきゃいけないんだと思うほどに
心が折れてしまいそうになる私です。