「孤独で優しい夜」

「孤独で優しい夜」（唯川恵著）
★★★（ベアの満足度）
相沢真紀さんのブログで紹介された本。

親友が自分の好きな人と結婚して、失恋。
でも実は親友に裏切られていて、本当は彼も自分のことが好きだった事が判明。
そして、不倫の関係に....続きが気になり、リクエスト。

この親友というのは、本当に嫌な女だし、
現実味あるんだろうけど、この結末では納得いかない。
なんとなくでまるめこまれたハッピーエンド？

親友の結婚式の夜に１人になりたくなかった主人公が、
３つ年下の後輩の家に泊まってしまう。
この後輩が実に良い！
ドラマ化されたら、この後輩役を誰がするのかが一番気になるところだ。

それにしても、主人公と友人（イヤな女とまた別の）との電話での
ケンカは、読んでいるだけで、ドキドキするほどリアル。

しかし、男女を入れ替えたバージョンを読んでみたいと思うのは
私だけだろうか・・・？

「日々香日」

「日々香日」（大橋マキ著）
★★★（ベアの満足度）
１年前に、著者の他の本を手に取り、アロマと医療の結びつきに
興味を持ち、読みたいと思っていた。
ご本人のことが知りたくて、この本もリクエスト。

フジテレビのアナウンサーを１年半で辞めたというくだりで
そんなに短かった？とびっくりするほど、
元気にテレビにご出演されていた印象がある。

退職後のイギリス留学、その後の人との出会いについて書かれている。
読み進み、私の中で何かが、ぱちんとはじけた。

目の前のことを大事にし、自分の体のことも大切にすること、
人とのご縁、興味のあるものに突き進む力etc...
何かに気づいたかも・・・？

横書きのエッセイにもほんわかな気持ちになり、
日常のささいなことも見つめたくなる。

もうすぐ届く、お目当ての本も楽しみですっ！