「食い逃げされてもバイトは雇うな」
「「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い」
(山田真哉著)
★★★★(ベアの満足度)
相反するタイトルの2冊ですが、
サブタイトルは、禁じられた数字の上下巻。
不覚にも下巻から持って出かけてしまった。
しかし、どちらから読んでも面白い!(負け惜しみではなくて)
1冊1時間半以内に読み終える設定なので、読みやすいし...。
上巻は、数字に関するビジネス初級本。
数字に対する嫌悪感がなくなる構成。
(前作「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」と似ている)
数字に対する多角的な視点に気づかされる。
下巻は、禁じられた数字に対する本領発揮。
禁じられた数字とは、道具を悪用したり、
ダメな使い方をして生まれて来る数字のこと。
女子大生会計士が活躍する物語もあり、読みやすい。
どちらかというと、世の中には作られた数字が多いなと
私は下巻に共感。
次は、女子大生会計士さんのミステリー本を読破したい。