(益田ミリ著)
★★★★(ベアの満足度)
キョンキョンの書評を読むと
その本が絶対に読みたくなる。
この本も漫画だから、すらすら読めちゃうんだけど、
空白の中に閉じ込められている気持ちが...
鋭いところをついてくる。
40歳になった私、娘、夫、独身の夫の妹、母。
欲しいものは、「存在感」「保証」
大人になると「物」ではないものが欲しくなるんだね。
私の世界は、昔とは違う。
それを見ないふりして、
波風を立てないように暮らして行くけど、
「自由」なようで「自由じゃない」
約束事も制約もいっぱいある。
私のほしいものは何だろう。
気づいてはいけないような気がするけど...。