「小夜しぐれ」

（高田郁著）
★★★★（ベアの満足度）

みをつくし料理帖シリーズ第5弾！

料理人としての成長著しく、
少しずつ明らかになっていく謎に
もったいない気持ちと、読み進めたい気持ちの
葛藤の中、読み切っちゃいました。

目の前のことに一生懸命になろう。
そうすれば、道は開けて来るし、
手を貸してくれる人が現れる。

今日の夕食は心を込めて作ろうと思った。

なんで怪我したんだっけ？
前作から間があいたから、いくつかのエピソードを
忘れてしまっているのが悔しい。
読み返すか...。

謎の小松原さまの正体がわかり、嬉しい。
この時代はこんな長距離を毎日歩いていたのか。

「天頂より少し下って」

（川上弘美著）
★★★★（ベアの満足度）

クローンの女の子、ネコ当番、はとこ、しっぽのある友人、
壁を登る居候（？）、母とドライブ、年下の彼。

日常なんだけど、ちょっとありえないような設定。
でもそれを自然と受け入れてしまう短編達。

なあんだ、普通でいなくてもいいんじゃん。

ちょっとしんみりする母とのドライブが
好きでした。