(大沼紀子著)
★★★★★(ベアの満足度)
23時にオープンするパン屋さん。
柔和なオーナー、イケメンのパン職人。
カッコウの託卵のように子供を置いて出かけてしまう母親が
女子高生の預け先に選んだのは、
この真夜中のパン屋さん。
小3の男の子、外出をしない脚本家、
お店がつぶれたニューハーフなどなど
ユニークな登場人物。
一人でいることを怖れなくても、
淋しく思わなくてもいいんだな。
人生っていつからでも仕切り直せる。
出逢いによって。
あったかい気持ちになるお話でした。
読んだら、パンを焼きたくなりました。