(中田永一著)
★★★(ベアの満足度)
本屋大賞4位の作品。
全国コンクールを目指す五島列島の中学の合唱部。
女性ばかりだった部員だが、
顧問の産休で美人代理教師が来たことで
男子が入部してきた。
男女の対立、淡い恋、将来への不安、
自閉症の兄...
青春って感じ。
合唱にかける半端ない思いを感じる。
こういう熱意がある本、私は好きです。
五島列島というだけで、わくわくしながら
読み始めたけど、後半どうでもよくなってきた。
(「熱海殺人事件」が五島から上京してきた設定なもので)
語り手が次々と変わり、
課題曲「手紙」にちなみ、手紙が随所にはさまれる。
15年後の私...何をしていますか?