@北とぴあペガサスホール
「売春捜査官」
大山役が変わっても変わらない安定感。
ど真ん中直球の舞台と、
ぴりっとした緊張感のある「間」が好き。
「友よ」
舞台の上で楽しそうなカンパニー。
どんな反応がかえってくるか予測不可能な大山。
パワフルな部長に、包み込むような熊田。
水野をめぐり、張り合う二人だけど、
じれったく部長に詰め寄る熊田の辛さがココロに残る。
「モンテカルロ・イリュージョン」
回数を重ねるごとにはかなくなっていく水野。
常に部長に寄り添い、「幸せでしたよ」と笑顔で
別れる、私の好きなシーン。
前半の部長の壊れっぷりに振り回される一同。
速水も大山も、とにかく台詞を丁寧に伝える面々に
泣かされまくり。
後ろを振り返らずに進んでいこうと
ふいに思ったのは、なぜなのだろう。
1日で3種類の「熱海殺人事件」を観られるなんて
贅沢な企画に感謝
楽しいロングラン公演でした。