ベア日記

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「六条御息所 源氏がたり ニ、華の章」

2013-01-23 21:26:59 | 読書

(林真理子著)
★★★(ベアの満足度)

久しぶりの読書ですが、はまりました。

六条の御息所の視点でかかれた源氏物語。
藤壷の宮様が出家され、朧月夜と密会し、
須磨へ逃亡し、明石の君との間に子供が生まれ、
六条の御息所がなくなり、ひとり娘の梅壺の女御を入内させ、
夕顔の忘れ形見の玉鬘に源氏がいいよるところまで。

光源氏24歳から35歳までの出来事。
ぎゅっと凝縮した人生だなあ。

視点が変わると物語も変わって見える。
六条の御息所の女性ならではの視点が面白い。

前半に比べ、光源氏が老いてくると面白みが薄れる後半、
どのようなお話になるのか、三章も続けて読みます!