劇団青い鳥@小劇場B1
週末は行けないので、ネタバレ含みます。
学生時代の友人と観劇。
彼女は私が「サイコロの責任」を観て、凄かったと
チラシを持って大騒ぎをしたのを知っている。
3度目なのに、美しいオープニングで涙が止まらなくなるのは
なぜだろう?
傘の傾き、照明の雨、遠くを見つめる瞳。
ポケットから大事に取り出すパンフレット。
あのパンフレットが、私にはASOBO塾やバリツアーの
チラシだったんだ。
何度も取り出しては、憧れていた。
あの頃からの一歩が「今」になったことに重なって
毎回、涙になったのかもしれない。
大好きな台詞達。
「人は誰一人、くじ引きにはずれることなく、
死という輝かしい商品を平等に引き当てるんだわさ」
これからの人生、りんごをむく時に
絶対クレオパトラ子先生を思い出す。
「逃げてはいけない」
「出口を探すのです。もう一度あなたが何をなすべきか思い出すのです」
「いじらしくてせつなくて困難なもの、それが人生よ」
夏川ケシ子教授大好き
「私の胸はもう切なさが始まっていることを母に悟られないように...」
このデパートのくだりでは、毎回、涙腺決壊。
舞台の幕が下りないようにと願う私の胸も切なさがはじまっている。
あ~、終ってしまった。
もっと観たかった。