「トンタク」

落語協会新作台本まつり！

トリが喬太郎さんなら、行かなくっちゃ。
マイマイが生まれてから、ひとりで行く寄席は初めてかも。

朝からそわそわしていたけど、早退できず、
仲入り前に滑り込む。
席は、最前列まん中しかなく、なんて贅沢！

落語を２席半、三味線の後は、
待ってました！の喬太郎さん！

新作台本は、15分だけど、トリの持ち時間は３０分。
まくらは、ご自身の週刊文春の川柳の話からトンカツへ。
オススメのとんかつ屋さんの熱い話を聞いていたら
今夜はトンカツで決まり！

そして、いきなりネタへ。

森の中で迷ったひとりの若者。
通りかかったタクシーに乗ると、どうやら運転手さんは
ブタに似てる？

運転者さんと若者の会話が続く。
ブタに似てると思っている？いえ。
ブタは好き？...どう答えたら...
トンカツは好き？好きです！一体今までどれだけのブタを食べて...
いえ、あまり好きじゃないです。
好きじゃないのに、食べられるブタはかわいそうだ！

流れで運転手さんとトンカツを食べに行くことになり、
着いたお店は、哀しい理由で閉店に。
トンカツ店の夫婦は、可愛がっていたブタを出荷する日に謎の死。
さらにそのブタは行方不明...。

運転手さんの手が、蹄になり...タクシーは事故。
タクシーは盗難車、運転手は行方不明。

きゃ～～
落語なのに、サスペンス。
最前真ん中だから、独り占めしている贅沢さ。

あ～、やっぱり今夜はとんかつ。
あまりに落語に感動したので、その足で職場で仕事の続き。
差し入れのパンを食べ過ぎて、とんかつ食べられず、残念。