“なつやすみ”のおわりに、“テレビ”にでた。
おうちで、どんなふうに“ぼうさい(防災)”やってるかっていう“テレビ”。
3~4ぷんだけ“テレビ”にうつるのに、“はんにち(半日)”かけてとった。
パパは、はりきって“パパのはたけ”のはなしをしたけど…うつってなかった。
けっきょく、“おうち・ひなんくんれん”や“ぼうさい(防災)ごっこ”がうつってた。
“ようちえん”や“がっこう”の“せんせい”も、みてくれた。
つぎのひ、ちょうど“ようちえん”で“ひなんくんれん”があった。
ぼくは…ビビった。
“せんせい”が、おおきいこえだし…いそがなきゃ…だし…
さらにつぎのひ、“ひきとりくんれん”っていうのがあった。
もう、ダメ。
ママ 「ほら、ブロックかたづけて~。いくよ~。」
ぼく 「…くん、いかない。“くんれん”あるから。」
ママ 「え? だって、ママがおむかえにいくだけだよ。」
ぼく 「だって、また…もう、いかない。」
おねえ 「“がっこう”になっても、あるよ。」
ぼく 「じゃあ、“がっこう”もいかない。」
そんなこんなで、“ようちえん”でも“おおなき(大泣き)”した。
せんせい「“テレビ”では、はりきって“ひなんくんれん”してたじゃない。」
ぼく 「いかない~!!(泣)」
ママ 「“きんぱくかん(緊迫感)”が、ちがうんですかね。」
せんせい「かっこよかったけどな~」
ぼく 「やだ~!! かえる~!!(泣)」
せんせい「いいですか?」
ママ 「よろしくおねがいしま~す。」
ママは、フツーにおいてった。
ぼくは“1しゅうかん”、なきつづけた。
ママは“1しゅうかん”、おいてった。
“かけっこ”の“れんしゅう”がはじまった。
もうすぐ“うんどうかい”だから…まいにち“かけっこ”。
“ひなんくんれん”も、“ひきとりくんれん”もあるけど…
もうすこし、“ようちえん”にいくことにした。
だって“1ばん”になりたいから!