マリヤ様はアメリカ人？

“きょうかい（教会）”の“こどもクラス”で、“クリスマスのぬりえ”をもらった。
ぼく　　「あ、きょう、これ、ぬるんだった！」

ぼくは、“クルスマスのぬりえ”をぬりはじめた。
ぼく　　「これ、イエスさまのおかあさん！」
ママ　　「へ～、よく、しってるね～」
ぼく　　「うん。“かみのけ”は“みどり”にしよっと。」
ママ　　「なんで？」
ぼく　　「たしか、“アメリカじん”だからね…」
ママ　　「え？　“アメリカじん”だったっけ？」
ぼく　　「たしかね。」
ママ　　「たしか、“アメリカじん”じゃなかったとおもうよ…」
ぼく　　「でも、“みどり”でいいや。」
ママ　　「ふうん…」
らいねんの“クリスマス”は、“マリアさま”…“なにじん（何人）”だろう？

おもひで

おねえちゃんが、なにやらゴソゴソともってきた。
おねえ　「ママ～、“おもいで”みてもいい～？」
ママ　　「“おもいで”？　どうやって？」
おねえ　「“おもいで”だよ、これ！」
ママ　　「あ～、“ようちえん”のね。どうぞどうぞ。」
ぼく　　「くんも～！」
ぼくとおねえちゃんは、“おもいで”をみた。

おねえ　「こんなに、“て”がおおきくなった！」
ぼく　　「くんも！」
おねえ　「もうすこし、だね。」
ママ　　「っていうか、これ、ふたりのじゃないよ…」
おねえ　「あ、ほんとだ～。うちのは？」
ママ　　「さあ、“した”にあるかな～」
おねえちゃんは“おもいで”を、たくさんもってきた。
おねえ　「このときはね…」
おねえちゃんは、“さくひん”をつくったときのキモチを“おはなし”してた。

たまに、“おもいで”をみるのも…いいもんだ。
　

自立

“おとうと”は、かなり“じりつ（自立）”してる。
じぶんの“オムツ・ゴミ”を、ひきずって…

うごかなくって、なきわめく。

ぼくの“オムツ（夜用）”は、かなり…おもたいからな。
ごめんよ、“じりつ（自立）”をさまたげて…

不平等

ぼくは、“ほうちょう（包丁）”できるときに、“ネコのて（手）”ができる。
だから、デザートのリンゴをきった。
サクサクサクッときって、“おさら”にいれた。
そしたら…
おにい　　「なんだよ、これ～！」
ぼく　　　「これ、くんの。」
おねえ　　「ずる～い！」
ママ　　　「ずいぶん、“ふびょうどう（不平等）”だな…」

ぼくは、しらないうちに“ふびょうどう（不平等）”をしたらしい。

憧れ人の椅子

あるひ、おにいちゃんが…いつもとちがう“イス”にすわった。
いとこ　「なんで、そこなの？」
おにい　「いや、なんとなく…」
ママ　　「そんなときも、あるよね…」

おにいちゃんは、ギュウギュウなのに…“おとうとのイス”にすわりつづけた。
さいきん、おにいちゃんは“おとうと”になりたいらしい…
おにい　「いいよな～、あかちゃんは。」
ママ　　「なんで？」
おにい　「だってさ、“がっこう”いかなくていいし、“しゅくだい”しなくていいし…」
ママ　　「じぶんも、ちいさいときは、ずっと“いえ”にいたじゃん。」
おにい　「そうだけどさ～、いいよな～」
おにいちゃんは“しょうがくせいライフ（小学生ライフ）”に、つかれたらしい…