“しんぶん(新聞)”で、いろんな“じけん(事件)”をよんで…
おにいちゃんが“こわいキモチ”になってた。
おにい 「オレ、“ちゅうがくせい(中学生)”になりたくない。」
ママ 「なんで?」
おにい 「だって、いろいろ…あるから。」
ママ 「いろいろ、あるだろうね。」
ぼく 「“ちゅうがっこう(中学校)”、いかな~い。」
おねえ 「“ちゅうがっこう(中学校)”までは、いかないとダメなんだよ。」
“ちゅうがっこう(中学校)”について、いろんな“はなし”をした。
パパが“いじめ”の“はなし”をした。
パパ 「“しょうがっこう(小学校)”のとき、よびだされたな~」
ママ 「なんで?」
パパ 「“てした(手下)”になれっていわれて、ヤダッっていったから。」
おにい 「それで?」
パパ 「7~8にんと、たたかった。」
おねえ 「どうなった?」
パパ 「“からて(空手)”やってたから、ひとりずつ、たおした。」
ぼく 「いいな~、“からて(空手)”やりたい。」
ママ 「ママも“ランドセル”かくされたな~、まいにち。」
おねえ 「どうしたの?」
ママ 「ん~、“おいのり”して…『“せんせい”にいっちゃうから!!!』っていったら、やめた。」
パパ 「なにか、こまったコトがあったら“おはなし”してね。」
ママ 「おとうさんもおかあさんも、いっしょに、かんがえるからね。」
いろんな“おはなし”したけど、おにいちゃんは“こわいキモチ”があった。
ママは、ちょっと…かんがえた。
ママ 「はい、“せんたっき(洗濯機)”やりま~す。」
おとうと「やって~(ゴロリン)」
ママ 「“せんざい(洗剤)”いれて…(くすぐる)」
おとうと「ぎゃあはっはは」
ママ 「ゴロゴロゴロ~(足もって、まわす)」
おとうと「ぎゃあああああ~」
ぼく 「ぼくも~」
ママ 「いいよ~」
おねえ 「あたしも~」
ママ 「まってて~」
ママは“じゅんばん(順番)”に“せんたく(洗濯)”してった。
ママ 「はい、つぎ~」
おにい 「え~、オレもかよ~(素直にねっころがる)」
ママ 「はい、“せんざい(洗剤)”いれて~」
おにい 「くっくっくっく…」
ママ 「…まわるかな(汗)よいしょおおおおお~」
おにい 「うおおおおおお~」
ママ 「はぁ…“せんたく(洗濯)”できました…」
つぎのひ、“かんそうき(乾燥機)”をやりはじめた。
おにいちゃんは、ちゃんと“じゅんばん”をまっていた。
“10さい”だけど…やってほしいみたい。
おにい 「おい~、やめろよ~」
おとうと「おりゃ~」
おにい 「こんど、オレが“うえ”~」
ぼく 「ぐぅあああ~~」
まだまだ…くっつきたい。
まいにち…くっつこう。
いまのうちに…くっつこう。