おねえちゃんが、“おりがみ”や“アルミ”で…“おうち”をつくった。
おねえ 「みてみて~、“おうち”! ちゃんと“おにわ”もあるの!」
ママ 「いいね~、“おにわ”いいね~」
おねえ 「うちにも“おにわ”あったら、いいのにね~」
ママ 「いいね~」
おねえ 「あ、“はたけ”やめて、“おにわ”にする?」
ママ 「…パパ、なくとおもうよ。」
おねえ 「え~」
ママ 「あ、ちっちゃい“おはし”まである!」
おねえ 「うん! “おはし”もつくったの!」
ママ 「ちっちゃ~い!」
おねえ 「“ようちえん”から、かえってきたら、これであそぶから!」
おねえちゃんは、はりきって“ようちえん”にいった。
ぼく 「ママ~、みて~」
ママ 「あ、“ひと”がねてる…」
ぼく 「うん! くんがつくったの!」
ママ 「おこられないかな…」
ぼく 「みて、“おへそ”もあるの!」
ママ 「…そうですか。…ねてるんですか。」
ぼく 「うん!」
おねえちゃんが“ようちえん”から…かえってきた。
おねえ 「あ~! だれ、うごかしたの!」
ぼく 「くんね、“ねてるひと”つくったの!」
おねえ 「…ふうう~ん。」
ぼく 「ちっちゃいでしょ!」
おねえ 「じゃあさ、きがえてから、あそぼ!」
ぼく 「うん、いいよ!」
…“へいわ”に“おうちごっこ”がはじまった。
どうやら、“ねてるひと”は“おうちごっこ”に…“さんか(参加)”できるらしい。