ベリーダンサーASYA ☆ オフィシャルブログ

レバノンを拠点に、アラブ諸国を股にかけた過去を持つベリーダンサーASYA(アシア)の今と昔の奮闘日記

ワルダ・マラビルハ(Warda Maravilha) のハリージがすごい件

2014-05-28 13:43:30 | ベリーダンス

ハリージダンス

からの、

寄り道

で、お届けです。

 

私が未だに(笑)所属してるレバノンのアーティストエージェンシー。

同エージェンシーの先輩ワルダ・マラビルハ(Warda Maravilha)は、ブラジル人。

私が2007年に所属し始める前からもう随分と長いこと活躍していて、尊敬しているダンサーの一人です!!

すんごい美人でチャーミング、でもその美貌におとらず何と言ってもすごいのは彼女の圧巻のハリージ!!!!!!!!

 

ここ最近、日本でも空前のフォークロアブームで、ハリージダンスをする人もよく見るようになったけど、

ハリージを踊る人が実際にハリージ(現地)で本物のハリージ(人)を前にハリージ(踊り)を踊り続ける人はそういません。

かくゆう私もハリージでハリージを踊ってきたおそらく最初の日本人。

湾岸諸国で契約を取って踊ることがどんなに大変か。

誇るべき快挙ってことはしかり、随分苦労してやってきてるのに、自分を宣伝することがイマイチ苦手で、認識してもらえないことが多すぎて凹むこと多いけど。笑

こんなことに負けじとがんばります!

 

と、いうことで話が反れましたが、まずはワルダ・マラビルハのハリージ。

「今」を踊るハリージなのでモダンハリージという名前が一番しっくりくるかも。

2012年の中国(波寧)フェスでも講師として呼ばれてすんごいのを披露してくれましたが、

現在もブラジルはもちろんのこと、ロシアにも年に何度もWSで呼ばれて皆にこの技を広めているそう。

(もちろんこれだけではない、オリエンタルやタブラソロも素晴らしいスタイルをお持ちです!!)

今年中に日本に呼べると良いなぁ。

特に4:50くらいからのヘッドスピンシークエンスにご注目ください!

これを見て、びっくりしないハリージはいない。。。

(曲も私の大好きな Hussein Al Jasmiの「Al Sahki」、ハリージを踊るのに最適な音源です♪)

Khaliji/khaleeji modern WARDA MARAVILHA 2008.from GULF

 

こちらはハリージの振付クラスの様子。

とても分かり易くそしてオリジナル。

ステップもバリエーションがあり魅力的。

この方が誰かは? 

khaliji dance

 

こないだたまたま見つけた美しい映像。

ハリージダンスは通常このような真四角のハリージドレスを着て踊ります。

色がとても鮮やかで美しい。

よくよく調べてみると、これはレバノン人歌手Myriam Faresがハリージを歌いながらのステージ。

曲名は「Ya Saria」。

Myriam Fares Ya Saria

 

Myriam Fares。。。

ってかこの人も綺麗過ぎでしょ、ってことでどんどん見ていって気に入ったGnawa musicとダンスは次のYouTubeで。

北アフリカ、そして西アフリカのサヘル地域から始まったとされるGnawa の人々。

Gwana music は、クラシカルイスラムのスーフィーと、イスラム前のアフリカントラディションをミックスしたもので、

モーリタニアと国境を接するモロッコ側トライブの音楽とダンス、とも。

ちなみに、Gnawa musicの聖地はモロッコのエッサウラで、Gnawa ワールドミュージックフェスティバルなどもあるらしい。

催眠術のようなトランス音楽、低いトーン、sintirメロディー、呼びかけ&応答のような歌い方、手拍子のGnawaの音楽。

もともとGnawaはセレモニーなどを介して、病気を治すなどのリチュアル(儀式)として、また悪魔を取り除く先祖の聖者を呼び起こして精神的な病気を治したり、サソリにさされた痕を治す、などのためにその音楽とダンスを使うそう。

普段ベリーダンスで使用するフィンガーシンバル(トルコ語:ジル、アラビア語:サガット)のダブルバージョンで2つが対になった打楽器カルカバ(Karkaba)、単数形はクラケブ(Krakeb)や、帽子を使ってのダンス。

一見全員ダンベルを持って踊ってるように見えるけど(笑)、とにかくこれはクオリティーハイ!

おススメです★

Myriam Fares- Atlah

 

Myriam Fares、好きだわ

 

そこから派生してたどり着いたワールドミュージックのページ。

良かったらこちらは、Youtube のTraditional Music Channel

 

ということで、寄り道の旅でした。

 

 

コメント (3)
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