〜「蕎麦屋で思うこと」の続き〜
そんな女の子にお父さんは何度もこう言う。
お水をこぼしちゃったからタオルくださいって自分で言ってきなさい!
一人で出来るようになりなさい!と。
その間女の子は、一人でお店の人がいるカウンターに何度も行ったり来たり。
彼女よりはるかに高いカウンターの向こうからは、小さい女の子が「すみません!」と言っていることにはなかなか気付けない。
それでもお父さんは気付かないのか、
女の子が戻ってきては
「すみませんって言ってるけど、、、」
とお父さんに伝えるも
一人で出来るようになりなさい!の一点張り。
お父さんの気持ちも解る(2度目)。
だけど第三者的には5歳の女の子が気になる。
いや、5歳かどうかは分からないけど。笑
そういえば何か失敗しちゃった時に、息子もグラスが割れないで良かったね、って言うようなことそういえばあるなぁ。
と、
ちょっと切なくなった訳です。
こんな時、お父さんと女の子2人それぞれに気の利いた声がけが出来ると良いんだけど。
結局声がけはできなかったので、
おばさん(私)は帰り際、
まだカウンターでがんばってた女の子に目配せしながら
お店の人に
あの女の子がお水こぼしちゃったみたいで、タオルを貰いにきてますよ
と
伝えてあげました。
(お父さんは気付いてない)
お店の人がタオルを持って座席に歩いて行ったのを見届けてから蕎麦屋を後にしました。
私はまだまだ青いかも
(声がけできなかったため)
というのが、結論。
帰ったら息子を抱きしめてあげよう。(独り言)
と、思った日曜日の昼下がり。