かつて勤め先が発行していた家計簿、主婦向け雑誌の新年号に付録で添付されるので、その発行前に店頭に並べて販売するため、11月上旬には印刷を上げていた。オジサンは当時、広告の体裁や売込みに精を出していた。売店やスーパーに飛び込みで営業、見本としてレジの近くに置いて欲しい。置いて頂ければ放送局への問い合わせに対してお近くの販売先として紹介します・・とか、色々と売込みに徹した。地元の大手スーパーに書籍扱いでお願いしたところ、マージンやら何やら規制がかけられて面倒になり断念。ところが本土から進出した大手スーパーは此方に問い合わせがあり、家計簿を扱いたいと仰った。これは有難かった、即納品した。家計簿1冊350円、何とか売りました。年末には上司や会社に良い報告が出来たっけ。30数年前に発行を止めたが、表紙は県出身の版画家・儀間ひろしさんにお願いして数回、オリジナル作品を提供頂いた。大阪在住でしたので当時の勤め先大阪支社経由で版画を搬入頂いた。懐かしい思い出。