奄美関連本を再度、図書館から借りている。浦添市立図書館の2階フロアに奄美沖縄関連の書庫があり、まずまずの冊数が揃っている。借りている奄美の歴史本を読んでいると薩摩藩が侵攻するまでの150年ほどの期間を那覇世(なはんゆ)と呼び、琉球王朝の統治を受けた時代があった。1609年の薩摩侵攻により薩摩藩の直轄統治となり、過酷な税制に苦しめられた奄美群島。鶏飯は薩摩の役人をもてなすために作られた郷土料理がルーツ、片や炊き肉は最近のメニューで鹿児島本土が創作元と聞いた。今年の2月末までの10年、沖縄那覇市で奄美炊き肉牛ちゃんを家族で経営した元治満治兄、今は鹿児島で鶏飯のお店を営業されている。「鹿児島に来たら店に寄ってよ」と言われているが、果たして何時になるやら。