Faculty Development活動＠法科大学院。

中央大学法科大学院では、

Faculty Development活動（FD活動）

※大学教育の内容や方法の改善を図るための、教員の組織的な取り組み

というものがあり、

私もこの活動に参加することができます（いえ、参加しないといけない）。

 

活動の内容は色々あるのですが、

一番分かりやすいものですと、

他の先生の授業を参観させていただく活動があります

前期は自分の授業が忙しかったので、

後期はこのFD活動に力を入れたいと考えております。

表現に賛否両論はあると思いますが、

私はこのFD活動を、

 

タダで先生たちの授業を受けられる祭

 

と考えております。

ええ。

法科大学院生の時は、予習・復習に追われ、

授業のありがたみを感じる余裕はありませんでしたが、

弁護士になり、教えていただく機会が減れば減るほどに、

ありがたみは爆上がりいたします

 

後期のシラバスをガン見し、

自分の授業に重なる部分がある科目や、

好きな先生の科目、

純粋に学び直したいと思う科目を、

心の向くままにリストアップして、

弁護士の仕事の隙間にねじ込めるか心を砕いているのが現状です

 

ハーマイオニーのタイムターナーが本気で欲しいと思いました。

用途もハーマイオニーと同じです。

 

◆◆菅沼法律事務所◆◆

弁護士　生井澤　葵（埼玉弁護士会所属）
埼玉県越谷市越ヶ谷１丁目１１番３５号
　　　　　　　　 吾山ビルⅡ　４階
電話：０４８－９６９－３８０１
（お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
　スムーズです）

◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員（「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当）
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生井澤 葵弁護士 菅沼法律事務所

 

 

 

 

 

 

前期の授業が終わりました！

先日、無事に中央大学法科大学院の、

前期の授業が終わりました

後は成績をまとめるだけです

 

こちらのキャンパスを使うのも２年目でしたので、

少し設備の利用方法に慣れて来たような気がしています。

私のような小心者の教員は、

設備が思ったように作動しない（※）だけで、

動悸・息切れがしますので、

そういう形式的な部分の整いも大切なことです

 

※ただし、大学院の方々は優しいので、電話すると助けてもらえます。

 

キャンパスがキレイな点は慣れませんが、

学生さんたちを見ていると、

お昼休みの時間には、

電子レンジやお湯を求めて移動し、

時にカップ麺の匂いがエレベーターの中に立ち込めていますので、

私が学生だった頃と変わらない部分もあるね～～～と思います。

 

司法試験と予備試験が終わった直後でしたので、

学生自習室の付近を比較的時間をかけてウロウロし、

知っている学生さんとお喋りできないかな～～～・・・と思っていたのですが、

上手くいきませんでした

 

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起案の採点が終わりました。

大学院の授業の起案の採点が終わりました

学生さんが頑張って作成した起案ですから、

採点する側も気合を持って採点する必要があります。

１日３人分と決めて、

１日約２時間かけて採点し、８日かかりました

 

大学院のルールが変わり、

これまではテスト用紙というものは返却しなかったのですが、

（つまり私が学生だった頃は、

　先生が採点してくれたものを返してもらうことはレアでした）

コメントや採点したことが分かる状態のテスト用紙を返却することとなり、

教員の負担は、正直増えました

 

これまでも、

コメントは手控えとしては用意しており、

学生さんから直接質問があった場合には答えていたのですが、

正式なものではありませんでしたので・・・

 

私が出す課題は、

論文形式（つまり択一形式ではない）ですので、

「文章」

ですから、

書く方の個性や、思考回路がダイレクトに伝わってきます

 

法律云々の前に、文章の読みやすさや、

他人に自分の考えを文字で伝える能力も関わってきます

 

現代文の能力ですよね

言葉は人に伝えるためのものだから、

相手が分かってくれるように書くという、思いやりを持ってもらえるといいと思います

 

自分の文章が人に伝わるか分からない時は、

一晩眠った後、一度自分で読み直して、

できれば音読してみるといいと思います　　

 

偉そうに書いていますが、

私自身、

自分でも後で困惑するような難解な文章を書いてしまうことがあるので、

見直しは大切だと思います

 

 

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刑事模擬裁判やってます。

朝一番で模擬法廷入りをし、

コッソリと法服を着て、記念撮影を

 

取り扱う模擬事案の　A（被告人）は、

身長１７５センチ、体重５５キロという設定です。

 

イメージを持っていただくために、

近い体形の学生さんを探すこともあるのですが、

身長や体重を聞いてしまうのもアレですし、

まして、

その体形に形容詞を付けることは、

学生さん側ならまだしも、教員からは言いづらいよねぇ・・・と思い・・・。

 

色々検討した結果、

あ！

箱根駅伝の選手で身長１７５センチ、

　体重５５キロ前後の選手が何人かいる！！！

と、閃きました　　

 

刑事模擬裁判ですので、

裁判官チーム・検察官チーム・弁護人チームの３つに分かれるのですが、

どのチームでも犯行の再現をやっていて、これは・・・毎年、見ごたえがあります

 

修習生の時、

私は検察庁の裏の駐車場で、

ただひたすらに某液体を撒き続け、それの水滴の落ち方を検証していました（懐かしい）。

弁護士になった後も、

１００円ショップのグッズを駆使して、凶器の模型を作りました（複数回）。

学生でも、司法修習生でも、弁護士でも、

「犯行当時、一体どんなことがあったんだろう？」と再現して検討することは同じだと思います

 

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刑事系スタートしました！！！

中央大学法科大学院「生活紛争と法」の授業は、

第１１回目になり、刑事系授業がスタートしました！

 

裁判官を務められた先生と、

検察官を務められた先生に加えて、

・・・私も・・・関わっております

 

毎年、

裁判員裁判のイメージを持っていただくために、

裁判員裁判のDVDを流すのですが、

教材のストーリー（模擬事案と言えばいいのでしょうか）が何度見ても、とても切なく、

色々考えてしまうので・・・私はちょっとウロウロしてしまいます。

（というか、きちんと見ると、ところどころで泣けるので、

さすがに教壇で泣いている先生はやばいと思う）

これまで１０回以上ちゃんと観ているので許してください

 

 

刑事系の授業は、

模擬法廷を使うのですが、

こちら、先日、某ドラマで某有名俳優さんがロケをしたそうです！！！

なんと！

同じ空間にいられて嬉しい～～～！！！

 

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