本日のテーマは、
未だに少し動揺する、謄写についてです
謄写・・・それは、分かりやすく言ってしまえば、
裁判所にある書類をコピーさせてもらう作業の名前です
（※刑事事件の場合、検察庁にあるものが多いです）
あおい先生の場合は、
家庭裁判所の資料を謄写することが多いよね
一番多いのは、
調査官報告書かな？？？
それ以外にも色々あるけどね
確かに・・・。
調査報告書の謄写祭り状態ですね、最近
裁判所から「調査官報告書ができました～
」とお電話をいただくと、
謄写の方法は複数あります
その１：自分で裁判所に行って、コピーさせてもらう。
※裁判所の都合があるので、要予約と心得るべし！！！
その２：弁護士会にお願いして、コピーをしてもらう。
※弁護士会宛てに委任状を郵送し、
コピーが終わった後、お金を振り込む等して、
送っていただく。
弁護士会ごとに色々お作法があるので、
慣れない地域の場合には、お電話で確認することがオススメ。
特に、若かりしころは、
「その２」のやり方を、毎度毎度、その都度思い出す形でしたので、
謄写
と聞くと、「やっかいな作業
」とビクついたものです
（現在は脊椎反射でいけます）
その２の方法は、
遠い裁判所の案件の場合、随分助かるよね・・・！！！
本当に、その通りです。
謄写してくださる弁護士会さんに、
全力で敬意を払いましょうね！
ちなみに、
埼玉から新幹線を使わないといけないような地域の、
某裁判所の案件で、謄写をする必要が出たことがあります。
ところが、
その地域の弁護士会は、
謄写サービスを行っていないことが発覚したのです
え？じゃあ・・・？
コピーを取るために、新幹線でGOってこと！？！？！？
・・・そういうことになるんです・・・。
コピーを取るためだけに小旅行・・・となると、
これはやはりとんでもないことです
（新幹線代は当然依頼者の負担になってしまいます）
その案件では、
相手方代理人はその裁判所の近くに事務所がある方でしたので、
相手方代理人にお願いをして、
コピーを分けてもらいました
ひっ！！！
相手方代理人って・・・敵側じゃん！？！？！？！
何、敵に塩送ってくれるように、頼んでるの！？！？！？
ここは・・・考え方も色々あると思いますが・・・。
相手の先生もジェントルな方でしたので、
助けていただけました
最近、郵送でのやり取りは時間がかかりますから、
その２のやり方の場合、
期日（裁判の手続きがある日）近くに、
「調査官調査ができましたよ」は、
かなりしんどい事態になります
トータル、謄写がもう少し便利になるといいのにな・・・と思います
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵（埼玉弁護士会所属）
埼玉県越谷市越ヶ谷１丁目１１番３５号
吾山ビルⅡ ４階
電話：０４８－９６９－３８０１
（お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです）
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士中央大学法科大学院兼任教員（「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当）JADP認定夫婦カウンセラー
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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→弁護士生井澤葵 ＨＰ