弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

マニュアルがない仕事。

2015-08-22 | 弁護士のお仕事。
弁護士の相談者・依頼者に対する対応の仕方に、

マニュアルはありません

司法修習生の時や、自分の所属する事務所の他の先輩弁護士の姿を見て、

空気を学ぶ感じです

私の周囲には男性の弁護士が多く、

女性の弁護士がどうお仕事をなさっているか学ぶ機会がありませんでした

男性の弁護士と同じようになろうと心がけたことがあります

また、勝手な思い込みで、

弁護士は真面目で、威厳があって、攻撃的でなければならない

そう、自分に課していたので、新人の時はかなり無理をしていました


何となく、自分のスタイルができてきた最近。

   「とりあえず、依頼者の方に電話しちゃう」方式がお気に入りです

書類等のやり取りで充分に足りる件や、

お返事がマストでない件でも、時間がある限りお電話で連絡

郵便物を送りますので、ショックを受けないでくださいという電話は、

かなりご好評です

あとは、郵便物を送った後、締切もあるのにリアクションをいただけない場合、

「届きましたか~???」という電話

あとは、お一人暮らしで、純粋に安否が気になる方にさりげなく電話

(時に)明確な用事がない電話を、

弁護士がするのはよくないのではないかと思ってきたのですが、

大丈夫なようです

依頼者の方は、私が忙しいのではないかと気遣ってくださって、

質問事項があっても「もう少し溜めてから」と我慢してくださっていることもあるので、

そのようなご負担解消になれるといいかな???

※とてつもなく忙しい時には、充分にできないこともあります


最初の頃は、よほど内容が濃くない電話は、

弁護士だから「してはいけない」と勝手に思い込んでいましたが、

学校の先生や福祉関係の仕事の方は「用事がなくても声をかけること」は、

やっておられることなので、

ビジネスとしても充分に「アリ」な行動のようです。 




こばと法律事務所
弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)
            →HPは http://www.kobato-law-office.com/

            →男性弁護士・女性弁護士のいる事務所です

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