離婚についてのご相談をいただくとき、
時間が許せば、
私は、交際をしていた頃はどうだったのか?
結婚を決めたのはどのような理由か
新婚当初 配偶者はどんな人だったか
・・・このような質問をさせていただきます
う~~~ん。
もはや、離婚したいくらい、嫌になっちゃっているのに、
そんなことを聞かれてもねぇ???って、ひまわりねこ
は思うよ。
あおい先生、野暮だよ、野暮。
でも、
「付き合っている時から嫌いでした」
「結婚した当初から嫌いでした」
→だったら、どうして結婚したのかな???
そのような話になってしまいます。
まして、
お子様たちに恵まれているのであれば、
より、
→だったら、どうしてお子様たちに恵まれているのかな???
これは、やはり、客観的に見れば、湧いてきてしまう疑問だと思います。
言いたいことは分かるけど・・・、
踏み込むねぇ・・・
この問題って、
結構、裁判所でも聞かれることなのです。
だから、まずは弁護士である私が聞いておくのがよいと感じます
何より、私が大事にしたいのは・・・落差です
付き合っている時、新婚当初は、
ラブラブだったのに・・・
その後、「こんな風に変化してしまいました」
この変化=落差を、知りたいのです
最初からイヤなヤツだったら、
・・・それを知って、受け入れて、結婚したってことになっちゃうのか・・・
う~~~ん・・・ちょっと、言い過ぎだと思いますが・・・。
私がこの質問で得られると思うメリットはいくつかあるのですが。まず、冷静になっていただくこと。
→坊主憎けりゃ袈裟まで・・・ナントカ・・・の状態ですと、
大事な情報が見えてこないことが出てきます。
大事な情報が見えてこなければ、事件解決の予測が外れることもあります。離婚したい理由を、語れるように促す。
→離婚したい!!!その気持ちの原因を、
お話しを聞くことで、抽出していくことができると感じます
「もう・・・兎に角嫌い!!!」では、裁判所にはとおりません。
結婚したときから、どんな 落差 があって、今の気持ちになったか・・・。
これは大きなヒントになります
なんとなく、意味が分かって来たよ。
裁判所に信じてもらうには、
まず、あおい先生を乗り越えろ!!!っていう関門があることも、分かった。
嫌だなぁ。
私は、そんなに厳しくないですよ。
お話ししながら、理由を言葉に出せるようにできれば、万々歳!!!そう思っているだけです。
なにより、依頼者の方のことを、よく知りたい・・・という気持ちがあるのです。菅沼法律事務所
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号 吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801(ブログを見たとお伝えいただけますとスムーズです)弁護士 生井澤 葵(なまいざわ あおい)
◆プロフィール◆
埼玉弁護士会所属
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員
JADP認定夫婦カウンセラー資格取得
埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
法律相談ご希望の方・講演のご依頼・弁護士の詳細なプロフィールはこちら 弁護士生井澤葵 HP