法科大学院で学生さんに民事裁判についてお話するとき、
第1回口頭弁論期日は、
シンプル・短時間になることが多いですよ~。
(被告側が答弁書出して、擬制陳述して、法廷には来ないことが多い)
このように話しているのですが、
これは、
原告側・被告側双方に弁護士が就いていることが、
暗黙の前提になっていることに気づきました。
第一回口頭弁論でも、
「本人訴訟」の場合、時間がかかることが多いです
「本人訴訟」というのは、
裁判の当事者ご本人が、弁護士を就けないで、
ご自身で対応する場合です
この場合、
時に、書面等は出さず、
裁判の当日、
ご本人が身一つで法廷にお越しなることがままございます
(身一つでも裁判は進む)
そうなりますと、
裁判官が直接色々、ご本人に、質問をされるんです
法廷での裁判官は寡黙なイメージがありますが、
この、本人訴訟の場合、
裁判官が「多めにお話しをする」ことが多いです
(傍聴席にいる)弁護士としては、
裁判官がどのように話を進めていくのか、
興味津々で見つめてしまいます
一応私もプロなので、
裁判官が何を考えて、その発言をしているかは、分かります。
ただ、
裁判所が中立である以上、丁寧に理由の説明ができない部分も大いにあり、絶妙です。
(分かりづらいけど助け舟を出している時もある)
こういう時、
裁判官のお人柄が垣間見れるなぁ・・・と思いました
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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