昨日、不貞の証拠の話をしました
その続きのお話です
私が弁護士になった頃は、
不貞のやり取り・・・と言えば、
携帯メールのやり取りが多かったんです
メールの送信と受信をかみ合わせながら、
1通1通確認する作業・・・
正直、
何千通・・・いえ、万越え?の、
メールを読みました
当然ながら、
恋人たち(とされる)人と人のやり取りです。
微笑ましいもの、
なまめかしいもの、
独創的なもの、
文学的で叙述的なもの、
あらゆる文体・テイストで、
時に小説を読んでいるような気分になりました
それを血眼になって、
性交渉が立証できる、
あるいは何らかの不法行為が立証できるやり取りがないか、
とても真剣・真面目に読み続ける・・・のが、弁護士の仕事です
当然、
被告側の場合もありますから、
別の視点を持って、
このやり取りが何を意味するのか、
実体を伴っているのか、等を検討しながら読むこともあります
最近はLINEのやり取りが主流なので、
送信と受信の噛み合わせの問題はなくなったのですが、
LINEでは短文でのやり取りが多く、
会話が早い(回数が多い)ので、
日付の特定が少し面倒臭くなりました
裁判に出す証拠は、
厳選したものですので、
LINEのやり取りを「だ~~~~っ」っと、
全て提出することはまずないのですが・・・。
私自身は、ある限りのやり取り全てに目を通しています
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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→弁護士生井澤葵 HP