精神病でも生きている

北海道で就労支援組織に支えられながら、鬱病の治療と経済的自立を目指す生活者のblog。
BBSは「ブックマーク」から。

真夜中のワンマン・ショー

2009-03-09 16:12:10 | 管理人の戯言
3/9(月)

Sの入院している病室は4人部屋なのですが、
隣に寝ている人がスゴイです。

21時に消灯すると、まず1時間ほど
「あ~。あ~。」
と呻きながら寝返りを繰り返し、そのあと寝言が始まります。
それも、ものすごく活舌良く。
何しろあまり活舌が良すぎて、最初は
「ケータイで話してんのか?」
と思ったほどです。

それが15分ほど続いて、いったん静かになるのですが、
ちょうどコチラが寝付いたタイミングくらいの、1時間45分ほどすると
再び寝言が始まるのです。
時には寝ていたSが驚いて飛び起きるような叫び声をあげることも。

これが、毎日朝4時過ぎまで続きます。
Sはこれを密かに『真夜中のワンマン・ショー』と名づけておりますが、
御本人には何の悪気もなく、
眠っているので改めようも無い訳ですから、
こちらとしても咎めるわけにもいきません。

とはいえさすがにこのままでは、こちらの身が持ちませんから、
昨日から部屋を変えてもらいました。
すると今朝、同室だった別の人が
「Sさん、昨日はすごかったよ。
向かいの(ベッドの)人が心配して起きたくらいだもん。」
と言ってました。
ああ、隣だけでなく、ついに向かいのベッドまで!

う~ん、ご本人は極めて穏やかな良い人なんですがねぇ。
病院も、こういう人のためにこそ個室の病室を使ってあげてほしいものです。
コメント (2)
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