A.I は大人の童話

昨夜のシックスデイで思い出しました！
クローンと言えば、スピルバーグの「A.I 」がありました。
A.Ｉ は評論家やマニアの間では、評価が低かったですよね！
でも僕の評価は、星五つの１００点！

　（昨日のシックスデイは訂正して星４つ☆☆☆☆の７５点、今夜のメン・イン・ブラックはごめんなさい星２つ☆☆）

A.I　は残酷な、でも素敵な大人のおとぎ話。
デイビッドの母を慕う童心は、愛に満たされている大人の心ではわからない！
ピノキオ風の設定は、どこか物哀しく、顔が半分しかない機械人間の女性はダリの絵のようにシュール

魔法の国のような薄暗い風景から、がらりと色調が変わり水没した都市が現れたり、映像美もワクワクさせる。母の姿を投影する女神像が、デイビッドの心に、そして僕の心にもやさしく写る。

さらに話は、遥か未来の氷河期に飛び、宇宙人が出てくるあたり、一瞬戸惑った。話が飛躍し過ぎてないかと？でもそこがまた、サイケデリックでいい。
ラストで、宇宙人がデイビッドの願いで、母を１日だけ生き返らせる。髪の毛のDNAで。
でもそれは、一日後には母の死を見なくてはならず、彼はそれでも会いたいと選択する
でも死ぬはずのないロボットの彼は、最後にベッドで母と、永遠の眠りに着く。
最後にやっと人間になれたんだね！（クスン！）
三年前に見たこの映画を思い出すだけで、目頭が熱くなるのです。
そう、ロボットと言えば、シザーハンズも感動しました。それは、またそのうちね！