太った中年

日本男児たるもの

マニラへ

2011-04-17 | weblog

巨大ショッピングモールSMメガモール内にあるスティック・ハウス。

ステック・ハウスはKFCの子会社でフラチャイズ展開しているアイス・スティック店。

昼下がりの店内にお客はいない。

SMメガモール内は冷房が効いているから、そんなに売れないだろうな。

1本P70(140円)、高いんじゃねーのか。

彼女はお店のマネージャーでスーパーバイザー、そして妻の従姉妹なのだ。

別に隠していたワケではないが、上記スティック・ハウスへ行ったのはマニラに来てjet師範とミィーティングをした翌日だった。妻が仲の良い従姉妹と暫く会えなくなるからつー理由で、妻と結婚するまえ従姉妹とは数回会っている。そのときからスティック・ハウスのSMメガモール出店が計画されていた。彼女の旦那さんもKFCの社員で、社内融資制度があり、それを利用して夫婦でフランチャイズ展開するスティック・ハウスのオーナーになるべきかそのまま直営店のマネージャーなるべきか迷っていて相談したことがあった。

フランチャイズ・ビジネスは基本的に売上げがあればフランチャイズ本部が儲かり、売上げがなければフランチャイズのオーナーが傷を負うシステムである。売れる店なら社員の給料以上を稼ぐことができようが、それも限界がある。売れない店ならそれで人生が終わってしまう。売れなくなったときのリスクを考えたほうがいいつーようなことをアドバイスした。従姉妹に売上げを聞くと店を維持していくのがやっとだという。

「プリンス、ありがとう。あなたのアドバイスで救われた。」そういって従姉妹はプリンスの股間をマッサージした、なーんてことはなかったな。熱い日射しのなか1本P5(10円)のアイスキャンディーを近所の子供たちと一緒に食べることが最高であって、なにもわざわざSMに出向きおしゃれなお店で高いアイス・スティックを食うこたぁねぇだろ、SMならフードコートにあるソフトクリームの屋台で充分だ、つーのがスティック・ハウスの印象だった。そしてこの後、もう一人妻と仲良しの従姉妹に会うためパサイへ向かった。

その従姉妹の母親、つまりパサイの叔母さんはカンティーン(小さな食堂)と床屋を経営するビジネスウーマンだ。このときはまだ話がなかったが、妻の故郷で家を建て、商売することを断念して根なし草になったときタイミングよく経営の思わしくない床屋をやってみないかつー申し出があった。妻の実家で飼育され1ヶ月が過ぎようとして飽き飽きしていた。こうしてビコール・プリンセスの妻と夫プリンスはマニラへ向かうのであった。

それから床屋のことはjet師範のブログに先行してアップされているので暇な人は見てちょ。ではまた。