ズウズウしいメルシーおばさん(推定年齢40過ぎ)
昨年12月中旬、顔の汚いバクラ、ディンプルが突然エスケープしてから下の床屋はめまぐるしくスタッフが入れ替わった。そして現在、定着しているスタッフの1人がメルシー。彼女は旦那と別れ、19なる息子が1人いる厚かましくてズウズウしいおばさん。そしてララケーロ(男好き)だから始末に終えない。
で、メルシーが来てから1週間くらい経った日の朝、ワンちゃんが今から一緒にバクラランへ行ってほしいと願い出た。聞けば昨日、1人でバクラランへ行き中国人の薬局でアレルギーの薬を買いたかったが、1人では気が弱くドアを開けて薬局の中に入れなかった。おお、そうだったワンちゃんは田舎の純朴な青年なのだ。
快諾して2人はジプニーへ乗りバクラランへと向かった。道中、プリンスはワンちゃんから衝撃のヤリ自慢を聞くことになった。お相手はメルシー。メルシーはワンちゃんと同じダバオ出身で意気投合、メルシーが来た次の日から3日間、仕事が終わると床屋のマッサージベッドでサカリのついた犬のようにヤリまくったそうだ。
「マガリン チュパ、メルシーは尺八上手だから僕はお返しにブロッチャー(訳禁止)をした」
これには驚いた。40過ぎのおばさんにブロッチャーとは。さすがピノイ・ナ・ピノイ(男の中の男)である。
ヤリ自慢でハイになったワンちゃんは薬局で薬を購入、帰りの道中となった。しかし、
「プリちゃん、僕はメルシーに弄ばれたんだ」
ワンちゃんは行きとは打って変わって男の哀愁漂う話を始めた。床屋から歩いて5分ほどのところに床屋のスタッフ行きつけのビデオケがある。そこはメルシーとワンちゃんが1発やってから飲むか飲んでから1発やるか、逢引の場として利用した。そしてメルシーから4発目のお誘いメールが来た。ワンちゃんは股間をパンパンに膨らめてビデオケに行った。ところがメルシーの姿はない。メルシーから別の男と飲んでいるとのメール。
「プリちゃん、僕はメルシーに仕返しをする」
この頃のワンちゃんは度々泥酔して床屋の床で寝るか近くに駐車してあるジプニーで寝ていた。顔は飲み過ぎのアレルギーで赤ら顔、デーモン・フェイス。それでバクラランの中国人薬局で漢方薬を買ったのである。
それから数日して昼飯を食いに階段を降りるとメルシーが拳を振り上げ「クレイジー」と叫びながらワンちゃんの襟首を捕まえようと追い駆け、ワンちゃんはニヤニヤ笑い両手を上げブロックしながら逃げ回る異様な光景に出くわした。後でワンちゃんに聞けば、ワンちゃんはメルシーに「外でボーイフレンドが待っている」とウソついた。喜び勇んで外に出てみると誰もいない。ワンちゃんのウソにメルシーは逆上したのだ。
復讐するはワンにあり。その日の夜、見事に仕返しを遂げたワンちゃんとマカロニバーで飲んでいると凄まじい形相でワンちゃんを睨み付けながらメルシーが通り過ぎて行った。そして数分後、ワンちゃんの携帯にメルシーからメールが送られてきた。「おまえをどうやって殺すか考えている」と。この日を境にワンちゃんとメルシーは犬猿の仲になった。ワンちゃんが再びセンズリライフを送るハメになったのは言うまでもない。
アバタ顔ディンプル(自称26)のオマケネタ
昨年、ワンちゃんと出会い飲み始めたころ冗談で
「今年のクリスマスはディンプルに酒飲ませてからCR(トイレ)で3Pしよう」つーと
ワンちゃんは「ディンプルは友達だから・・・」と口籠った。
田舎の純朴な青年に冗談はなかなか通じない。
クリスマス前に突然ディンプルがエスケープした後、再び冗談で
「タトゥルーハン(3P)ができなくなって残念」つーと
ワンちゃんは無言だった。
やはり田舎の純朴な青年に冗談は通じなかった。
でもって先般のホーリーウィーク中、ワンちゃん、ディンプル、ロニーとシャラナ夫妻(共に30)の仲良しスタッフ4人はロニーの故郷パンパンガでバケーションを楽しんだ。ホーリーウィークの前日、ディンプルは「ねえプリンス、私、パンパンガのプールでビキニ姿になるの、見れなくて残念ね」と言った。想像したくないが、「ティティあるんだろ」と聞くと「あーら知らないの、私、オペレーションでティティもバヤッグもないの、キキがあるのよ、試してみる」と答えた。バクラのキキ自慢である。興味深そうに聞いていたワンちゃんに「バケーションなんだからディンプルのキキ、試してみたら」つーと、田舎の純朴な青年はニヤニヤ笑っているだけだった。
そしてパンパンガから帰って来たワンちゃんに「ディンプルのキキどうだった」と聞けば
「メイロン ティティ、サーヤン」(チンコ あったよ、残念)とニヤケて答えた。
それが冗談なのかどうなのかよくわからなかった。