ここのところ新聞や週刊誌で政権にしがみつこうとする菅首相夫妻の暴言の数々がやたらに紹介されている。
「(安倍、福田、麻生、鳩山の)四人の首相で誰なら俺よりうまくできたと言うんだ!」
「おれは途中で投げ出すことはしない。辞めさせたければ頭をかち割るしかない」
「普天間みたいに、言ったけどできなかったということは俺にはないんだよ」(8月2、3日毎日新聞)。
「泣くような人には大臣は任せられない。あなたが泣いたら別れるわよ!」(8月2日産経)。
「わが家なんか、私よりも伸子のほうが能力が高いんです」(8月3日産経)
などなど。
これらはほんの一例だ。週刊誌に至っては権力を私物化する菅首相夫妻の行状のオンパレードだ。
いくらなんでもそれはないだろう。
もしそれが事実としたら、さすがにこのような夫妻に権力を任せるわけにはいかないとなる。
日本人の心情としてなじまない。
しかし本当にこんな発言を繰り返しているのだろうか。
菅夫妻はこれら聞いて来たようなウソを並べられて黙っているのだろうか。
ひとごとながら聞くに堪えない不快な言葉だ。
人格を貶めるメディアを名誉毀損で訴えるべきではないのか。
もしこれらの発言が事実で、それゆえに訴えることが出来ないとしたら、
やはり菅首相夫妻には即刻お引取り願うしかないということになる。
(以上、天木直人ブログより転載)
天木直人なんでアレなんだけど菅伸子は官邸に入り込んで女帝の如く振る舞っているそうだ。それはさて置き、作家の佐藤優は菅直人を「ナルシスト」だと分析している。自己愛が強く他人の言うことなど聞くことはない。それを支えているのが菅伸子というワケだ。また、権力志向の独裁者ではない。例えば小泉元首相のように郵政民営化のため権力を行使することはない。脱原発だって思いつきだろうし、頓挫した北朝鮮電撃訪問も小泉元首相をマネただけだ。単に総理の座に居たいだけの全く新しいタイプの権力者といえよう。
それから先般小沢一郎氏と対談したオランダ人ジャーナリスト、ウォルフレン氏は菅直人を「何でも一人で出来ると考えているから何でも一人でやろうとする」、そう評した。従って脱原発会見が個人的意見となり減原発に腰砕けた。しかし、ナルシスト総理だ。一人でエネルギー政策の転換をしようとしているのではないか。但し、全知全能の神ではない。エネルギー政策の転換に負の遺産だけを残すだろう。ではまた。