以下、前エントリーに続いて松田教授のツイート
国の暫定基準値である500Bq/Kgがどのような数値かも説明しないで基準を下回っているから安全とのアピールを始めたな。500Bq/KgはWHOが餓死を避けるために止むを得ず摂取可能な上限値。ドイツでは10Bq/Kgである。出荷するかどうかは勝手だが食うか喰わないかも勝手である。
500Bq/Kgの食品を3年間食べ続けたら成人の致死量に達します。子どもの被曝耐性は弱く平均100Bq/Kgの食物を3年食べたら半数は死にます。切羽詰まった状況なのです。子どもが学校に悪い評価を付けられる前に死んでしまうかも知れないのです。
おそらく国は内部被曝を個人責任にするため暫定基準値を引き下げないかも知れません。お子さんを守るためには相当の覚悟が必要です。周りの視線より命の方が軽いなどと考える人は少ないでしょう。国に暫定基準値の変更を求める間にも躯はむしばまれます。欠食児童万歳です!
本来は、全面核戦争前提での、3週間程度利用するための緊急基準ですからね。最長でも3ヶ月程度とされているのに、もう半年この基準というのは異常です。
古来より危機受容しない国民性です。 RT @Joha_woodcraft チェルノの時の経験が生きてませんね。旧ソ連'88暫定基準ではCs134+137で370~1850Bq/kg。それでも飲料水は18.5でした。結果どうなったかは言うまでもありません。
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松田氏は政府にサジを投げていて、直接生産者に食品移動の禁止を訴えたワケです。ではまた。
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原発事故を廻り政府は時間が経過すれば収まると考えている。時間の忘却を味方につけようとしている。ところが、放射能被害は時間が経過するごとに顕在化する。時間が被害者の敵となって襲いかかる。原発事故の忘却化と放射能被害の顕在化は、つまりは時間をめぐる闘いなんだな。