太った中年

日本男児たるもの

市民運動家の愚

2011-08-08 | weblog

「首相は政治家ではない」 市民運動家が国政を仕切る愚

「今の菅直人首相は政治家ではない。一市民運動家に戻ってしまった。元気いっぱいだ」

過日、とある与党幹部は、親しい国会議員にこのところの首相の動静を尋ねられ、こう言い切ったそうだ。間髪入れず、首相の心象風景についても推し量り、政権の座に就いている間に、これまで誰もがなしえなかった政策課題を少しでも前に進め、歴史に名を残したいはずだと喝破した。

そして、話の最後になって断定的に、こんな見立てを披露したという。

「しばらくは辞めないよ」

この与党幹部の指摘を待つまでもなく、経済産業省の事務次官をはじめとする3首脳の更迭人事やら、太陽光など再生可能エネルギーの活用やら、首相が原子力発電にまつわる問題に関し、輝かしい何らかの成果を出したがっているのは明々白々である。

平成23年度第2次補正予算の成立といった「退陣3条件」は、首相とすれば、取って付けたようないかにも軽い条件である。それだから、条件が整ったとしても、へ理屈をこねて、なかったかのように振る舞うのは目に見えている。

そういう恥じらいのないタイプの政治家であることは、これまでの言動を目の当たりにしてきた多くの国民が、さもありなん、と深くうなずくのではあるまいか。

それにしても、気になるのは、「一市民運動家に戻ってしまった」という与党幹部の下りである。というのも、このところの政治の閉塞状況を見ていて思うに、首相の延命にかける不埒な思考と市民運動家としての性癖が奇妙な具合にうまく合致してしまい、「反菅」勢力にとって、「首相は難攻不落」という窮状を招いている気がしてならないのである。

言うまでもなく、市民運動家出身の首相は、「国家の背骨」たる憲法や外交・安全保障に関し、長い政治活動の積み重ねの中で熟成させた信念なり理念なりを持ち合わせていない。

それでも、付け焼き刃ながら、懸命に化粧直しをして、それなりの体を装ってきた。今年1月には、通常国会の召集前であるのに異例の外交演説をしたり、税制と社会保障の一体改革では、「政治生命をかける」と大見えを切ったりしたものの、どれもこれも中ぶらりんのままである。

いつとはなしに、内閣不信任決議案の提出など「菅降ろし」の嵐がふきすさぶ中、退陣表明をするに至るも、のらりくらりとかわし、気がつけば、延命の有効打として、市民運動家にとってこのうえなく手触りのよさそうな原発問題が、実に都合よく横たわっていたのではあるまいか。

市民運動とはもともと、消費者運動、反戦運動、反公害運動などワンテーマについて、既得権益に切り込んでいく取り組みであって、その論で言えば、首相が国民的人気を博するに至った薬害エイズ事件などは、旧厚生省と製薬会社との癒着体質に風穴をあけた意味で、願ったりかなったりのテーマだった。首相にとって、原発問題もそうした角度で入り込める最たるものなのだろう。

してみると、首相が7月31日に開かれた長野県茅野市の会合で、経済産業省原子力安全・保安院の「やらせ」問題に言及し、「厚相時代に体験した薬害エイズの構造とそっくりだ」と指摘したのも、うなずける。

つまるところ、これぞとにらんだテーマの勘どころを鋭くザクッとつかみ、もって「一点突破、全面展開」を志向して流れを形作る-。これこそが、市民運動家として培われた首相の政治手法である。こういう手法しかとれないようでは、宰相としての限界をさらしたも同然であるのだが、皮肉にも、延命策にはうってつけの一策になっている。

「今の首相は政治家ではない」と見抜いた与党幹部の言葉がむなしく心に響き、いわく言い難い絶望感にさいなまれてしまうのである。

(以上、産経新聞より転載)

菅続きで申し訳ないが、上記はよく書けた記事。菅直人は辞めない詐欺師。ではまた。


減原発

2011-08-07 | weblog

「減原発」を改めて主張 菅首相、広島で会見

菅直人首相は6日、広島市での平和記念式に出席後、同市内で記者会見し、「原子力に大きく依存してきたこれまでのエネルギーの将来目標を白紙から見直し、依存度の低減を段階的に進めていくべきだ」と述べ、政府として「減原発」路線を進める考えを改めて示した。

首相は会見で、核抑止力について「核廃絶が実現すれば、核抑止力は必要ない。核兵器のない世界を目指すことが我が国の方針で、最大限の努力をしたい」と語った。退陣の条件に挙げている特例公債法の成立については「これが成立しないと国民の生活にとっても大震災の復旧・復興にとっても難しいことになる。何としても国会の会期中に成立させてほしい」と述べるにとどめた。

(以上、アサヒコムより引用)

菅直人「減原発」宣言。これは人気取りに過ぎない。ヤル気はない。ではまた。


菅首相夫妻

2011-08-05 | weblog

菅首相夫妻はメディアを名誉毀損で訴えるべきではないのか

ここのところ新聞や週刊誌で政権にしがみつこうとする菅首相夫妻の暴言の数々がやたらに紹介されている。

「(安倍、福田、麻生、鳩山の)四人の首相で誰なら俺よりうまくできたと言うんだ!」

「おれは途中で投げ出すことはしない。辞めさせたければ頭をかち割るしかない」

「普天間みたいに、言ったけどできなかったということは俺にはないんだよ」(8月2、3日毎日新聞)。

「泣くような人には大臣は任せられない。あなたが泣いたら別れるわよ!」(8月2日産経)。

「わが家なんか、私よりも伸子のほうが能力が高いんです」(8月3日産経)

などなど。

これらはほんの一例だ。週刊誌に至っては権力を私物化する菅首相夫妻の行状のオンパレードだ。

いくらなんでもそれはないだろう。

もしそれが事実としたら、さすがにこのような夫妻に権力を任せるわけにはいかないとなる。

日本人の心情としてなじまない。

しかし本当にこんな発言を繰り返しているのだろうか。

菅夫妻はこれら聞いて来たようなウソを並べられて黙っているのだろうか。

ひとごとながら聞くに堪えない不快な言葉だ。

人格を貶めるメディアを名誉毀損で訴えるべきではないのか。

もしこれらの発言が事実で、それゆえに訴えることが出来ないとしたら、

やはり菅首相夫妻には即刻お引取り願うしかないということになる。

(以上、天木直人ブログより転載)

天木直人なんでアレなんだけど菅伸子は官邸に入り込んで女帝の如く振る舞っているそうだ。それはさて置き、作家の佐藤優は菅直人を「ナルシスト」だと分析している。自己愛が強く他人の言うことなど聞くことはない。それを支えているのが菅伸子というワケだ。また、権力志向の独裁者ではない。例えば小泉元首相のように郵政民営化のため権力を行使することはない。脱原発だって思いつきだろうし、頓挫した北朝鮮電撃訪問も小泉元首相をマネただけだ。単に総理の座に居たいだけの全く新しいタイプの権力者といえよう。

それから先般小沢一郎氏と対談したオランダ人ジャーナリスト、ウォルフレン氏は菅直人を「何でも一人で出来ると考えているから何でも一人でやろうとする」、そう評した。従って脱原発会見が個人的意見となり減原発に腰砕けた。しかし、ナルシスト総理だ。一人でエネルギー政策の転換をしようとしているのではないか。但し、全知全能の神ではない。エネルギー政策の転換に負の遺産だけを残すだろう。ではまた。


子ども手当廃止

2011-08-04 | weblog

子ども手当:12年度から廃止で与野党合意

◇所得制限、額面960万円程度で

子ども手当の見直し問題で民主、自民、公明3党の政調会長は3日夜、12年度から子ども手当を廃止し、児童手当を拡充の上、復活させることで大筋合意した。所得制限は年収960万円程度とし、12年度から導入する。現行の子ども手当を延長する「つなぎ法」の期限が切れる今年10月以降来年3月までは、特別措置法に基づき支給する。4日午前にも3党の幹事長、政調会長会談を開き、正式合意を目指す。

民主党はつなぎ法を延長し、11年度中は子ども手当を継続するとしていた。これに対し、自民、公明両党が10月から児童手当に切り替えるべきだと主張。そのため、10月以降、特措法で子ども手当とは別制度による現金給付を始めるとともに、12年度から改正児童手当法による給付を始めることを特措法に明記することで妥協した。特措法の名称は「11年度子ども手当に関する特別措置法」とする。

所得制限については、民主党が「主たる生計者の手取り860万円」(年収1150万円)から譲歩し、公明党案の「年収960万円」を軸に調整する。支給額の変更は10月(12年2月支給分)から適用する。

(以上、毎日jpより引用)

これはちょっと気になるニュース。子ども手当と共に扶養控除が廃止になったはずだ。

とすれば、扶養控除なしの児童手当となる。自公の児童手当は扶養控除があった。

税率、年齢区分による差はあるもの実質赤字、増税になる家庭が多いのではないか。

 扶養控除廃止、増税に触れない自公、民主は姑息だ。ではまた。


世界の観光名所

2011-08-01 | weblog

以下、Gigazine「死ぬまでに一度は訪れたい世界の名所29ヶ所」より厳選エントリー

 

プレーケストーレン(ノルウェー)

 

青の洞窟(ギリシャ)

 

スカフタフェットル国立公園(アイスランド)

 

プリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア)

 

寨溝(中国)

 

ボラボラ島フォーシーズンスホテル(フランス領ポリネシア)

 

Paterswoldse Meerでのアイススケート(オランダ)

 

マーブル・カテドラル(チリ)

 

キャピラノの吊り橋(カナダ)

 

モレーン湖(カナダ)


ワイングラス・ベイ(オーストラリア)

 

Chittorgarh Fort(インド)

 

キューケンホフ公園(オランダ)

 

コヨーテビュート(アメリカ)

 

ロライマ山(ベネズエラ)

 

セーシェル(セーシェル共和国)

 

東アイスランド(アイスランド)

 

ルッカ(イタリア)

 

ではまた。