ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

ココットってどんな料理なの?満足と不満足の間でキラキラエッフェルを見る。

2012-04-11 23:55:42 | PARIS(フランス)
夜ごはんは、フランスな家庭料理っぽいところでー!
と、決めていて、以前FIGARO JAPONで掲載されていた「Les Cocottes」へ行ってきました☆

ココット料理・・・・と聞いて、どんなお料理を想像しますか?

そう、私は、ポトフを始めとするいわゆる煮物系な鍋料理!
をイメージしていました。

そして、まさにその「ココット」が店名になったこのお店、
お料理がすべて「STAUB」社の鍋で作られているというので、超楽しみに行ってきました!


予約不可、、、とあったので、開店直後の19時過ぎぐらいを狙っていったのですが、、、
すでに満席!

すげーっ!そんなに人気なのッ?
と、もう、ワクワクしまくりですッ☆


ちょっと待っていたら、すぐに案内されて、一番厨房よりのカウンター席へ!
ちょっと端な感じではあったけど、厨房が近いので、面白いかも!




で、メニューとにらめっこするんですが、、、、どれがココット料理?
さっぱりよくわからない二人。。。
周りを観察して、いかにも「ココット料理」そうなのを見てみるが、、、
厨房から出てくるのは、サラダ(美味しそう!)、お肉が焼かれたもの(うまそう!)、
ホタテの貝柱がサックリ焼かれてソースがかかってるもの(よだれが出そう!)・・・
目の前を通り過ぎる度に、お腹がなるよーーーっ!

しかし、、、私達のイメージする「ココット料理」は中々出て来ない。。。。?

うーん、早く決めて!的に、お店のおねーさんは、迫って来て、めちゃめちゃ早口の英語で説明する。
で、おススメは?と聞くと、「今日の前菜(スープ)と今日のココット」だという。
特に、今日のココットの牛肉は、とってもいいのよ~!と、よくわからないけど、かなりプッシュされる!

すごく悩みまくって、前菜のサラダ、牛肉の煮込み(これが今日のココット)をオーダー。
うーん、楽しみだッ!

で、やってきたのは、こちらの3品。








あれ?牛肉は?
どうやら、オーダーを間違えたらしい。今日のココットをオーダーしたつもりが、今日のスープになっていた。。。
あれほど、牛肉をプッシュしていたのに、なぜ、スープの方を?

んー、よくわかんないけど、スープも確かに美味しそうだったので、とりあえず食べることにした。

で、お味は!
美味しいッ!特にスープ!(笑)
このプチポワ(グリーンピースですね)のスープ、激ウマでした☆

しかし、、、、どこにあるのだ?「ココット料理」は・・・。
どの料理も、どんなに私がフランス語がわからないといっても、
いわゆる汁っぽい鍋料理っぽいものはないみたい。
厨房を観察するも、フライパンで焼かれたポテトやお肉がstaubの鍋に盛り付けなおされているのを見るばかり。。。
そう、これは、staubの鍋で料理されておらず、この鍋はあくまでも「皿」なのだ。
もちろん、staubで料理されているものもあるのかもしれないが。
だって、サラダまでstaubの鍋に盛られてくるのである(笑)

むっちゃ美味しいのだが、この微妙な満たされない気持ちは何ッ?!!!! 笑

とかなんとか、もやもやしていたら、なんだか恰幅のよいオジサンとが派手目マダムを二人引き連れて
この厨房寄りのカウンターの端に登場。
いきなり、シェフを呼びつけ、つまみを出させ、立ち飲みをしだした。。。
そして、感想をいったりしている。

え?
誰?
えらそうな感じ。。。そして、この顔、どこかでみたような・・・?と思ったら、
カウンター越しに何冊も飾ってあった本の著者の顔と同じ。

え?何?有名人?
とかなんとか思ってるうちに、周りの客と写真を撮り始め、握手をして帰っていった。。。

いやー、知らないということはスゴイことである。。。
後から調べたら、この人は、フランス料理界ではとってもとっても有名な人らしく、
あのホテルリッツやホテルクリヨンでシェフをして、星まで獲得しているシェフで、
新機軸溢れる自分のオーナー店を3つこの界隈に出店しているやり手な
CHRISTIAN CONSTANTさんだったのだー。

あー、私も一緒に写真を撮ればよかった。。。苦笑。

ちなみに、こんな顔。


そんなこんなで、謎のココット料理を平らげ、エッフェル塔のイルミネーションを見るために
外に出たのですが、むちゃむちゃ寒いッ!
すっかり春の装いで来てしまった私。。。
エッフェル塔のイルミネーションは、毎正時に始まるため、まだちょっと時間があったので、
近くのcafeに駆け込みました。

あまりに寒いので、冬の定番であった ホットワインをオーダー。
時間を潰して、エッフェル塔へ!

OH!ステキ☆
そもそものライトアップがキレイだーッ!

そして、寒い~と騒ぎながら待っていると、始まった―ーーっ!


エッフェル塔がキラキラに煌めいている~!


でもあまり変化がないところがPARISらしい(笑)
ひたすらキラキラしてキラキラしてあっさり終了。
見ていたみんなから感動なのか、苦笑なのかわからないため息が聞こえてきたw

さ、エッフェル塔も見たし、今日は終了。
そーいえば、かなりな寝不足だったなーと、思いながら、帰路につく私達でした。




ポンピドゥーで命を見つける!?

2012-04-11 18:28:22 | PARIS(フランス)
PARIS女子旅1日目。

着いたのがお昼近かったので、まずは、腹ごしらえで、
アジア飯から始まります!

ベトナムなフォーのお店、SONG HENGへ!
ちっちゃいお店で、メニューは、牛肉のフォーとビーフン飯のみ。
サイズが大と小で選べます。
私は、フォーをオーダーしてみました。
6人掛けのテーブルが3つと、2人掛けが1つというほんとに小っちゃいお店では、
相席が基本。



本場ベトナムのフォーに近いスープでかなり感動です。
近隣で働いている人が常連で来ているようなお店ですが、
日本人もけっこう来るようで、お店のおばちゃんは、「ちっちゃい?おっきい?」とか
日本語でサイズを聞いてくれます。
そして、水を頼むと「水?」とか片言の日本語を話せるところがさすが。


生ミントの葉ともやしが別皿でついてきて、好きなだけ丼の中へ入れます。
うーん、いいね~☆
席がせまいのが落ち着かない感じではありますが、なんだかB級グルメっぽくて、イイ!

そして、小サイズでも十分なボリュームで、お腹はいっぱいです!


そこから、一駅程度歩いて以前から行きたかったポンピドゥーセンターへ!
(Centre National d’Art et de Culture Geroges Pompidou)



中に入るとドデカイ シネコンのような切符売り場(笑)




お目当ての展覧会に行く前に、尊敬するマティスの展覧会がやってたので、
さっくりそちらも見てきましたー♪

マティスは、多作な画家で有名ですが、今回のこの展覧会では、
彼が何度も同じモティーフで描いていることをとりあげて「Paires et Series」という切り口で
作品を紹介していました!

これは、かなり面白かったです。
二つの同じモティーフを扱った作品が並べて展示してあって、比較して見れました。

いやー、この企画展、キュレータがすごいなーと思います。
この二つの絵が同じモティーフだと気が付くところがすごい(笑)



その後は、コンテンポラリーアートの常設展示へ!
こちらは、所蔵作品も多いし、各種映像が自由にみられる場所もあり、
みんな想い想いのスタイルで堪能しています。


こんなどでかいキノコも!


これなんかむっちゃ好き☆


あ、このシャガールもイイ!



そして、この一体何が描かれてるんだ?この色鮮やかな中に?と思う一枚の絵。。。。。


思ったら、これは、刺繍で埋め着くされた布。
生活の中のさまざまモノ、ヒト、が刺繍で布の上に表現されて複雑な深みを出しています。
写真だと、その空気感はちょっと伝わりませんが、、こう、吸い込まれていくような感じ。

そして、この中で見つけました!
「命」という漢字!   そう、日本語の漢字です。
さぁ、どこにあるのかな?見つけてみてね~☆



さんざん見て回り、最後は、ブランクーシのアトリエを訪れます。


生前のアトリエがそのままの姿で再現、展示されているものです。
パリでの晩年、彼のアトリエはモンパルナス地区にあったのですが、地区整備対象となり、
取り壊しを余儀無くされたため、作品ごとフランスに寄贈し、
ここに至ります。

ブランクーシの有名な作品で大好きなのは、「無限柱」と「空間の鳥」ですが、
日本のブリジストン美術館にも、有名な「接吻」がありますね。

彼は、美術を学んだ後、大工として働いたこともあるようですが、
ロダンの工房で彫刻を学び、抽象化への道を自分で見出し、ミニマル・アートへの先駆けとなっていきます。

そんな中で、実は、あのイサム・ノグチがブランクーシの助手をパリでしていた時期がありました。
2年間の中で、イサムは方向性を見いだせたんでしょうか?
少なくとも、彼のアトリエはブランクーシの影響を受けているようです。


イサムと言えば、、、
ブランクーシは彫刻に集中できないイサムをかなり怒鳴りつけていたようです(笑)


「最初だからこそできるものを大切にせよ。はじめから破棄する試作としてものをけっして作るな。
 今より以上の良いものができると決して思うな」
「もし君の心が仕事と一体になっていないなら、別のことをやりなさい。ただし、彫刻家にはなるな」
 ※ドゥス昌代 著 「イサム・ノグチ 宿命の越境者」より引用。


その時、その一瞬を大切にする、今だからこそ出来ること、今しか出来ないことを大切にするという心。
日本でいう「一期一会」の精神をブランクーシはとても重要視していたんでしょうね。
そして、彫刻家という仕事、自分の日々の活動にプライドも持っていたんだと思います。


でも、そんな情熱とは裏腹に、このアトリエは、光がイッパイで、とても静かで安らぐ空間でした。
どこまでもどこまでも続くような、タイトルどおりの「無限柱」。
柔らかいけど、スッと一本筋の通ったような「空間の鳥」



様々な種類ののみや道具がかけられたアトリエ、そして、その素材がゴロゴロを置いてあり、
ひょっこりドアの向こうからブランクーシが現れそうです。
それらのノミをふるいながら作品制作の没頭する姿を妄想しながら、このアトリエを後にしました。


そうそう、別ネタですが、ミュージアムショップに行ったら、こんなものが。


ご当地キティならぬ、ご当地リサとガスパール?笑。
キャラものってやっぱり世界中で愛されるんですねー


初ポンピドゥーだったんですが、かなーりたっぷり堪能できる、イイところでした。
歩き疲れて、出た後は、すぐにcafeに駆け込んだ二人。

隣りのテーブルのお子ちゃまのあまりの可愛さに痛い足も癒されました。



●L’Atelier BRANCUSI【アトリエ・ブランクーシ】
  pl. Geroges Pompidou 75004 Paris
  メトロ : 1・4・7・11・14番線 Châtelet、11番線 Rambuteau
  開館 : 水曜~月曜日 14:00~18:00
  閉館 : 火曜日、5月1日
  入館料 : 無料
Tel : 01 44 78 12 33
www.centrepompidou.fr



PARIS女子旅に出発!・・・・・の前に。

2012-04-11 17:22:21 | PARIS(フランス)
今年、3回目のPARIS!
なんだかんだとPARIS好きですね☆

今回は、女子旅なのでー、
ミュージアム系を堪能し~、美味しいものを食べて~、街をぶらつきながら買い物して~、cafeとかしちゃう~!
みたいな!

キャーッ!楽しみです!

ってことで、朝っぱらからタリスに乗って!と思ったら、、、、
なんと、ブリュッセルのメトロは、全面動いていない。。。
もちろん、バスもトラムも、です。
これは、いわゆる労働組合による「ストライキ」なのですが、先日も何度も発生していた春闘的なものではないんです。

実は、その前の土曜日に運営会社のSTIBのバスと自家用車の衝突事故が発生しました。
この事故自体は、まぁ、物損程度のようです。
で、この事後処理に呼ばれて行ったSTIBのスーパーバイザーと呼ばれる社員の方が、
自家用車の運転手の友人にひどく殴られ、病院に搬送されるもすぐに亡くなってしまった・・・という
結果的に「殺人事件」が起こりました!
犯人は、警察に出頭、弁護士も動き出していたのですが、
STIBでは、この安全性が確保されていない状況では、働けない!と労働組合が主張し、
結果、長期のストライキに突入していたわけです。
政府と交渉が何度も何度もされていて、無言の抗議デモ行進などもありました。
どうやら、以前から、この「安全性」については、何度も主張と提言を繰り返していたようですが、
なかなか安全性が確保できるところまで至っていなかったようです。

ま、それは、普段からメトロとか使っていると、かなりうなずけることです。
私も、通ってる弓道場の最寄駅が夜の21時過ぎに閉鎖されていて、びっくりしたことがありますが、
それも、どうやら駅構内で暴力事件が発生したためでした。
他にも、マナーの悪い人や、明らかに危なそうな人達はけっこういるんですよね。。。

それにしても、この件で、政府側は、400人の警察官を6月までに新たに増やす、、、と提案しているのだが、
急にそんな予算あるの?というのと、それと共に、そんなに急に採用される警察官って、
警察官としてのレベルはどうなのさ?と疑問に思わなくもない。

そして、なんだかんだと、この件で、土曜日から水曜日まではほぼ全面運休。
そして、木曜日はちょろっと動き、金曜日になって全面開通となったのです。


でも、、、そんなにストライキするなんて、ちょっと信じられない・・・・と、日本人の私は思ったりもする。
日本だったら、それとこれは別、、、みたいな感覚の方が強いのでは?

・・・が、気持ちはかなり同情的だし、安全性の向上はやっぱりしてほしい。



それにしても、このストライキでかなりな人がいろんな予定がキャンセルになったのでは?

ある意味、PARIS旅行い行っててよかった。。。と思う勝手な私なのでした。


あれ?前置きが長くなりました。。。

で、結局、タリスの発駅であるMIDI駅までは、一緒にいったお友達のだんなさんに車で送ってもらっちゃいました。
あざーーーーす!

ま、長くなったので、この後のPARIS模様は、次の記事でw






BON ANNIVERSAIR!!!×3。

2012-04-11 00:50:13 | Brusselsな毎日
もうすでに2週間ぐらい経ちましたが、、、3月28日は私のお誕生日でした。

そう、日本でいう、月末、年度末でございます。
なんで、こんな名古屋弁でいうところの「せわしない」時期に生まれたのか?
しかも、春休み。

おかげで、幼稚園の頃は、月ごとのお誕生日会があるはずなのに、3月は開催されないし、
学校に行くようになってからも、せっかく1年かけて仲良くなったお友達とは、
春休みで学校では会わなくて、次の学年では違うクラス。。。
お誕生日プレゼントをもらうきっかけもなく、私の誕生日当日は過ぎていく。
家では、おねーちゃんが同じ3月の11日が誕生日なので、いつも、一緒にお祝い。
結婚しても、別々に暮らしていることが多かったせいか、
あまり特別に何かしたり、プレゼントされたりすることもそんなになかった。

ってことで、3月末になんで私は生まれたの?おかーさん!!!と、聞くと、
「だって、4月が予定日だったのに、勝手に早くでてきちゃって」。

そう、私は生まれる前から「生き急いで」いたようです(笑)


で、今年の誕生日はどうだったのか?
あっさりダーリンは出張に出かけてましたが、、、(笑)。

当日は、フランス語学校で最後のプレゼン発表せねばならず(泣)、
前夜から準備に必死♭(ネタは、舞妓HAN)

みんなのFBからのおめでとうメッセージがガンガン届く!!!
むっちゃ嬉しいけど、時差があるので、
手元にiPhoneを置くとメッセージ着信のアラート音で眠れず、、、でも気になるし、、とジレンマに陥り、

睡眠不足状態で目を腫らして学校に行き、このプレゼンから逃れたい一心で、
自分のお誕生日どころではなかったんですが、、、


学校に着いたら、クラスのみんながバースディーソングを歌ってくれた♪♪♪

そして、家に帰ったら、おねーちゃんからプレゼントが届いてた♪♪♪


ステキな春のお花の写真集!
気持ちがあったかくなります。おねーちゃん、ありがとう♪


キャーッ☆
お誕生日って、嬉しーじゃんッ!
ようやく、実感が沸いたのでしたー



・・・・が、翌日は、「テスト」。

うーむ。お出かけどころではなく、せっせとテスト勉強。
まぁ、一夜漬けなんすが♭

で、テストが終わったその日は、なんと!クラスメイトのPちゃんのお誕生日☆
サプライズパーティーに出かけるために、一緒に行くもう一人の日本人女子友Mちゃんと一緒に、
せっせと浴衣を着こんだ私(笑)
ま、時期的には浴衣はちょっと違うけど、、、まぁ、簡単に着れるからとりあえず。

Pちゃんや他のメンバーも喜んでくれて、サプライズのサプライズは大成功!



Pちゃんは、ブラジリエンヌで、いきなりなサルサダンスもあっさりクルクル踊れるセクシー女子☆



ステキですぅ~





そして、次の日の夜は、日本人女子Mちゃんのバースディーパーティー♪

土曜日がお誕生日なので、金曜日の夜からカウントダウン!!!
今度は、cafe Bar的なところで、9時から開始!
ですが、、、、みんなが来るのは10時(笑)
ヨーロピアン時間なんですよね、こーゆーところは。
でも、ちゃんとそろってお祝いするのは、とっても素敵☆



こうして、春の訪れとともに、お誕生日×3が過ぎていったのでした。



春って、以前は全然好きじゃない季節だったけど、、、
最近とっても春が気持ちよく感じられます。
こんな季節に生まれてよかった~!と、毎年思えますように。

そして、3人とも、ますます素敵な1年になりますように☆