また一人、テキサスの素晴らしいアーティストを、それも意気の良い女性シンガーを紹介します。その名はCharla Corn。2009年のデビュー以来、テキサス・シーンで順調に知名度を上げ、最新の3枚目シングル"Where Did All The Cowboys Go"まで順調にヒットを飛ばし続けています。この曲、緊迫感溢れるソリッドなギター・サウンドと、2つの曲を無理やりくっつけたかの様な強引さが、骨太なテキサスならではって感じがします。ローカル・シンガーなどと侮れない、そのシャープで強く、美しいカントリー・ボイスは、オーセンティックでルーツ志向な音楽ファンの耳をわしづかみにする事でしょう。ホント、イ~ぃ声してるよ、この人。それもそのはず、テキサスに拠点を移す前は、一時ナッシュビルのメインストリームシーンで存在感を持っていた人なのです。ただ、デビューまでは行かなかった・・・・
テキサス西部出身の彼女は、騒々しい音楽一家の中で育ちました。「日曜日はいつも、ママが洗濯をしている間、パパはバディ・ホリーのレコードをかけ続けていたわ。一方、兄さんはというと、ジェリー・リー・ルイスの曲をピアノで弾いているのよ」彼女は地元での活動も十分経験していない中で、I-40を車で飛ばして、ナッシュビルに向かったのです。その地で彼女は精力的に動き、フォックスTVの「アメリカン・アイドル・シーズン2」への出演や、そのナッシュビル版であるNBCの「ナッシュビル・スター・シーズン6」でファイナリストになるなど、自身のタレントを訴求していきます。その甲斐あって、カントリー専門ケーブルTV局、CMTの一連の番組(CMT Insider、 Wide Open Country そして Karaoke Dokie)でホストを務めたり、ラジオ放送やイベント初日のレッド・カーペットでのレポーターをこなす等露出度を高めます。彼女は現在も”Charla Chat”というラジオ番組のホストを務めています。
しかし、ナッシュビルという音楽的なスモッグ~何より、需要と供給の市場メカニズムが重視される~の中で息苦しさを感じていた彼女は、2007年、テキサスに帰るのです。これが功を奏しました。自身も作曲に加わったデビュー・シングル"Break My Heart Tonight"が、テキサスのチャートで12位を獲得。続く"She Ain’t Always Been an Angel"も、男性シンガーが大勢を占めるテキサスのクラブ・シーンにあって、女性としては異例のスピードでチャートを駆け上ったのです。この"She Ain’t Always Been an Angel"、なかなかキャッチーなコーラスがナイスなロッキン・チューンでお気に入りです。天使のように着飾リ祝福される花嫁の知人を見て、「彼女はいつ何時も天使だったわけじゃないわ。私の知ってる物語は、そんなに昔の事じゃない」と歌う歌詞もスパイスが利いています。
「少しでいいから、貴方は私の事を思っていると 、嘘をついて」と歌う"Lie A Little"や、その逆、男性へキッパリと別れを告げる"Don't Tell Me You Love Me"らのミディアム曲で聴かせる、ちょっぴり甘さを含んだ歌声も上手いです。随所で聴かれるアコースティックなアンサンブルが気持ち良い、"Track Number Seven"はオーガニックなカントリーらしいナンバーでお薦めですよ。確かに肌触りは、メインストリーム物のような親しみやすさはありませんが、キレと勢いのあるロッキンサウンドがお好きな向きには、是非トライしていただきたい盤です。
●CharlaのMySpaceサイトはコチラ●
テキサス西部出身の彼女は、騒々しい音楽一家の中で育ちました。「日曜日はいつも、ママが洗濯をしている間、パパはバディ・ホリーのレコードをかけ続けていたわ。一方、兄さんはというと、ジェリー・リー・ルイスの曲をピアノで弾いているのよ」彼女は地元での活動も十分経験していない中で、I-40を車で飛ばして、ナッシュビルに向かったのです。その地で彼女は精力的に動き、フォックスTVの「アメリカン・アイドル・シーズン2」への出演や、そのナッシュビル版であるNBCの「ナッシュビル・スター・シーズン6」でファイナリストになるなど、自身のタレントを訴求していきます。その甲斐あって、カントリー専門ケーブルTV局、CMTの一連の番組(CMT Insider、 Wide Open Country そして Karaoke Dokie)でホストを務めたり、ラジオ放送やイベント初日のレッド・カーペットでのレポーターをこなす等露出度を高めます。彼女は現在も”Charla Chat”というラジオ番組のホストを務めています。
しかし、ナッシュビルという音楽的なスモッグ~何より、需要と供給の市場メカニズムが重視される~の中で息苦しさを感じていた彼女は、2007年、テキサスに帰るのです。これが功を奏しました。自身も作曲に加わったデビュー・シングル"Break My Heart Tonight"が、テキサスのチャートで12位を獲得。続く"She Ain’t Always Been an Angel"も、男性シンガーが大勢を占めるテキサスのクラブ・シーンにあって、女性としては異例のスピードでチャートを駆け上ったのです。この"She Ain’t Always Been an Angel"、なかなかキャッチーなコーラスがナイスなロッキン・チューンでお気に入りです。天使のように着飾リ祝福される花嫁の知人を見て、「彼女はいつ何時も天使だったわけじゃないわ。私の知ってる物語は、そんなに昔の事じゃない」と歌う歌詞もスパイスが利いています。
「少しでいいから、貴方は私の事を思っていると 、嘘をついて」と歌う"Lie A Little"や、その逆、男性へキッパリと別れを告げる"Don't Tell Me You Love Me"らのミディアム曲で聴かせる、ちょっぴり甘さを含んだ歌声も上手いです。随所で聴かれるアコースティックなアンサンブルが気持ち良い、"Track Number Seven"はオーガニックなカントリーらしいナンバーでお薦めですよ。確かに肌触りは、メインストリーム物のような親しみやすさはありませんが、キレと勢いのあるロッキンサウンドがお好きな向きには、是非トライしていただきたい盤です。
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