ポップ・ソウル風のリードシングル"Do You Believe Me Now?"が、カントリー・シングル・チャートの1位を獲得してしまったJimmy Wayneのセカンド・アルバムです。クロスオーバー・サウンドが幅を利かせるメインストリーム・カントリーの中でも、ここで聴かれるサウンドはその最右翼。ウェスト・コースト・サウンド(ジャクソン・ブラウンとかイーグルスとか・・・)や、Jimmyも影響を明言しているホール&オーツのホワイト・ポップ・ソウルをミックスして、カントリーのナチュラルなフレイバーをまぶしたって感じかな。それでも、けして安易なポップ・カントリーではなく、実に趣味の良い、気持ちよく聴ける音作りをしてると感じました。歌声は”カントリー”で連想する粘り腰はなく、節回しがとてもスムーズで適度な甘さもあり、良く伸びるナイスな声と思います。時おり、ホール&オーツのダリル・ホールを思い出す瞬間もあったりして・・・ルックスもカジュアルでなかなか甘く、カリフォルニアのアーティストみたいですね。月並みですが、これからの気持ちの良い季節、ドライブしながらスムーズなアップ・テンポ"I'll Be That""Where You're Going"あたりを 聴けば気分は爽快。そしてバラード曲でも”Stay Gone"などで滑らかな歌声が楽しめます。ミディアムの"Brighter Days"は曲や構成も良く、聴かせますよ。ポップ・ファンにはお勧めと思います。
ポップ・ファン向けというと強面カントリー・ファンには軽く見られてしまうかもしれませんが、ナント、今やレジェンドと言っても良いトラディショナル・ボイスの持ち主、パティ・ラブレス(Patty Loveless)と1曲"No Good for Me"で堂々のデュエットをモノにしています。パティはハーモニーだけだなく、ワンコーラス歌ってくれるサポート振り。元々パティは、90年代にウェスト・コースト・サウンド調のストレート・カントリーでヒットを飛ばし続けた人。当然上手いのは言うまでもないですが、その彼女と渡り合うJimmyの力量にも注目です。そしてこれに続く重厚なバラード"True Believer "では、さらにJimmyの歌声はスケール・アップし、感動的です。
1972年、ノース・カロライナ生まれ、とても過酷な幼少期を過ごしました。幼い頃に父が出て行き、問題の多い母に育てられましたが、その母も刑務所行きになり養育施設で養子になります。しかし養父母にも恵まれず(目の前で養父が養姉妹を撃つなんて事が度々・・・)、結局はストリートに飛び出しホームレスに。しかし救いの神はいるもので、彼に仕事や住まいを提供してくれる人が現れ、そして最終的に良い養父母に引取られる事になります。Jimmyはその家族の下で初めて音楽の楽しみに目覚め、ホール&オーツ(ポップ)、アラン・ジャクソン、ロニー・ミルザップ(カントリー)、ライオネル・リッチー(ブラック・コンテンポラリー)、アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト(ヘビメタ)など、音楽ジャンルにとらわれずに様々なスタイルを貪欲に吸収していきます。程なくバンドを結成、真剣に音楽に取り組むように。高校卒業後、刑務所の看守になり、そこで出会った囚人~彼はギターを携え反ドラックのパフォーマンスをしていた~に影響を受けます。Jimmyは地元の大学で犯罪司法の勉強をしながら刑務所で働き、準学士課程を終了したところでナッシュビルに向かったのです。ナッシュビルではAcuff-Rose 出版で3年間作曲をすると共に、歌の技術も磨きました。そして、DreamWorks Nashvilleとのアーティスト契約を獲得し、2003年にファースト・アルバム「Jimmy Wayne」をリリース、沈滞気味だった当時のカントリー・シーンに新たな方向性を示唆し、一躍時の人になるのです。
●JimmyのMySpaceサイトはコチラ●
ポップ・ファン向けというと強面カントリー・ファンには軽く見られてしまうかもしれませんが、ナント、今やレジェンドと言っても良いトラディショナル・ボイスの持ち主、パティ・ラブレス(Patty Loveless)と1曲"No Good for Me"で堂々のデュエットをモノにしています。パティはハーモニーだけだなく、ワンコーラス歌ってくれるサポート振り。元々パティは、90年代にウェスト・コースト・サウンド調のストレート・カントリーでヒットを飛ばし続けた人。当然上手いのは言うまでもないですが、その彼女と渡り合うJimmyの力量にも注目です。そしてこれに続く重厚なバラード"True Believer "では、さらにJimmyの歌声はスケール・アップし、感動的です。
1972年、ノース・カロライナ生まれ、とても過酷な幼少期を過ごしました。幼い頃に父が出て行き、問題の多い母に育てられましたが、その母も刑務所行きになり養育施設で養子になります。しかし養父母にも恵まれず(目の前で養父が養姉妹を撃つなんて事が度々・・・)、結局はストリートに飛び出しホームレスに。しかし救いの神はいるもので、彼に仕事や住まいを提供してくれる人が現れ、そして最終的に良い養父母に引取られる事になります。Jimmyはその家族の下で初めて音楽の楽しみに目覚め、ホール&オーツ(ポップ)、アラン・ジャクソン、ロニー・ミルザップ(カントリー)、ライオネル・リッチー(ブラック・コンテンポラリー)、アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト(ヘビメタ)など、音楽ジャンルにとらわれずに様々なスタイルを貪欲に吸収していきます。程なくバンドを結成、真剣に音楽に取り組むように。高校卒業後、刑務所の看守になり、そこで出会った囚人~彼はギターを携え反ドラックのパフォーマンスをしていた~に影響を受けます。Jimmyは地元の大学で犯罪司法の勉強をしながら刑務所で働き、準学士課程を終了したところでナッシュビルに向かったのです。ナッシュビルではAcuff-Rose 出版で3年間作曲をすると共に、歌の技術も磨きました。そして、DreamWorks Nashvilleとのアーティスト契約を獲得し、2003年にファースト・アルバム「Jimmy Wayne」をリリース、沈滞気味だった当時のカントリー・シーンに新たな方向性を示唆し、一躍時の人になるのです。
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アメリカ本国のサイトでお勧めされてるモノから、私なりの感覚でセレクトしてます。カントリーのスタイルは幅広いので、ご自身のお好きなスタイルを見つけてくださいね。
ジミーウェインについて詳しく書かれてありびっくりしました
ブログでジミーウェインの曲について書くのにあたり、参考ブログとしてリンクさせていただきました
ちなみに自分はホールアンドオーツ世代です
まったく音楽には詳しくありませんので
本ブログに書かれているアーティストの曲をたくさん聴いてみようと思います
お役に立ててよかったです。そういうお声を聞くのが一番嬉しく思います。
suwanagnaoさんのは、のどかでユッタリしたブログですね。ドンドン良い音楽を紹介してください。
今後ともよろしくお願いいたします。