アメリカの調査会社Nielsen SoundScan(ビルボード・チャートのセールス統計のソースでもある)による、昨年の音楽産業のセールス等の統計が発表されています。アメリカにおけるカントリー・ミュージックの位置づけが分かる良いデータと思います。
カントリーのアルバム(CD)セールスは16%のダウン。これは他のジャンルも同じ傾向で、ラップなどは30%ダウンとのこと。しかし、ビデオやデジタル・トラックも含めた音楽業界全体でのセールスは14%アップ。
アーティスト別のベストセラーでは、カントリー・アーティストはトップ10の中に4人入っています。Eaglesが3位(カントリーなのね。3.5百万枚)、Carrie Underwoodが4位(3.2百万枚)、Rascal Flattsが5位(3.1百万枚)、Tim McGrawが10位(2.4百万枚)。トップはJosh Grobanで4.8百万枚だと。アルバム別では、Eaglesの「Long Road Out of Eden」が2.61百万枚で3位、Taylor Swiftのデビュー作が1.95百万枚で9位に食い込んでいます。
SoundScanが統計を開始した1991年以降のトータルの集計もあます。アーティスト別ではやはりGarth Brooksがトップで67百万枚、George Straitが6位(39百万枚)、Tim McGrawが7位(36百万枚)、Alan Jacksonが8位(35百万枚)、そしてShania Twainが10位(33百万枚)となっています。アルバム別ではShaniaの「Come on Over」が15.5百万枚でベスト・セラーです。
一方、Nielsen Broadcast Data Systemsからはラジオでのオンエア回数の統計が発表されていて、こちらではさらにカントリー系が健闘しています。トップ10の中で、Rascal Flatts (2位), Kenny Chesney(4位), Toby Keith(5位), McGraw(6位), Strait(7位), Underwood(9位) そして Keith Urban(10位)と7人もランク・インしているのです。曲毎ではCarrieの"Before He Cheats"が6位。この曲は、インターネットのストリーミングの方では2位にランク・インしていて、ビヨンセの"Irreplaceable (Irreemplazable)"に続いています。
以上、CMT.Comニュースを参照しました。
カントリーのアルバム(CD)セールスは16%のダウン。これは他のジャンルも同じ傾向で、ラップなどは30%ダウンとのこと。しかし、ビデオやデジタル・トラックも含めた音楽業界全体でのセールスは14%アップ。
アーティスト別のベストセラーでは、カントリー・アーティストはトップ10の中に4人入っています。Eaglesが3位(カントリーなのね。3.5百万枚)、Carrie Underwoodが4位(3.2百万枚)、Rascal Flattsが5位(3.1百万枚)、Tim McGrawが10位(2.4百万枚)。トップはJosh Grobanで4.8百万枚だと。アルバム別では、Eaglesの「Long Road Out of Eden」が2.61百万枚で3位、Taylor Swiftのデビュー作が1.95百万枚で9位に食い込んでいます。
SoundScanが統計を開始した1991年以降のトータルの集計もあます。アーティスト別ではやはりGarth Brooksがトップで67百万枚、George Straitが6位(39百万枚)、Tim McGrawが7位(36百万枚)、Alan Jacksonが8位(35百万枚)、そしてShania Twainが10位(33百万枚)となっています。アルバム別ではShaniaの「Come on Over」が15.5百万枚でベスト・セラーです。
一方、Nielsen Broadcast Data Systemsからはラジオでのオンエア回数の統計が発表されていて、こちらではさらにカントリー系が健闘しています。トップ10の中で、Rascal Flatts (2位), Kenny Chesney(4位), Toby Keith(5位), McGraw(6位), Strait(7位), Underwood(9位) そして Keith Urban(10位)と7人もランク・インしているのです。曲毎ではCarrieの"Before He Cheats"が6位。この曲は、インターネットのストリーミングの方では2位にランク・インしていて、ビヨンセの"Irreplaceable (Irreemplazable)"に続いています。
以上、CMT.Comニュースを参照しました。
本年もよろしくお願いします。
この統計データは私もCMTのニュースで読みましたが全ジャンルでCDセールスが落ち込んだのはやはりiTunesなどのダウンロードミュージックの影響のようですね。
iTunesは私もたまに利用しますが、個人的にはやはりCDの方が好きです。
コメント有難うございます。
私は今だにダウンロードで曲を購入した事はありません(笑)。アメリカでは昨年いっぱいでCDはなくなる、などという過激な予想もあるらしく・・・
こういうデータは、なかなか日本では取り上げられないので、カントリー・ファンとしてPRしたいと思いました。確かに、名前が挙がってるのはクロスオーバーしたサウンドを持つ人たちですが。そう考えると、Alan Jackson、George Straitは貴重。