マイナー・レーベルからのシンガーなんですけれども、良い作品です、コレは。公式には既に過去2枚のアルバムをリリースしているようで、デビューは堂々のメジャーWarner Bros.から出ていたのですが、1作で切られてしまってます。つまりは、彼女のルーツ・サウンドへの強いこだわりが疎まれたという事のよう。
来日してくれたRodney Crowellプロデュースの、この2007年作「Balls」もフィドルやバンジョーが主役のトラディショナルなサウンドを基調とし、全体的に生き生きと弾んでいます。オープニングの口琴(Jew's Harp)も入ってのルーズなハジけ具合ったら!声は、キュートで可憐ながら、カントリー・シンガーに必須の草の根の香りも持っています。Bobby Barre(渋いベテラン)とのデュエット"Rest Your Weary Mind"では、Bobbyのしわがれ声と彼女の美しい声の対比がドラマティックで、フィールド録音のバラッドのようなオーラがあります。"Sometimes It Takes Balls to Be a Woman" "Don't Go Borrowing Trouble""He Got No Heart"あたりはシンプルでアーシーなロカビリー/ロックンロール風でキメてくれます。11曲中9曲が自作あるいは共作で、カントリーらしいシンプルな心に引っかかる曲ばかり。驚きは、パンク・ロックの元祖と言えるVelvet Underground のバラード"Sunday Morning"を取り上げていること。あのアンディ・ウォーホールのバナナ・ジャケットで有名なVelvetsのデビュー作(1967年)のオープニングを飾っていたきれいな曲です。このグループは、サウンド的には既成概念を打ち破るような不協和音を盛り込んだり、詩的にも麻薬や同性愛をテーマにするなど、当時なかなか過激な存在でした。そんな連中の曲をカントリーで取り上げるとは、本当に反骨精神の強い人です。フィドルが良い雰囲気の素晴らしいカントリー・バラードになってます。そしてラスト、スロー曲"Always Tommorow"の終盤ではフィドル~ピアノが実に深みのある演奏を聴かせてくれて、余韻をもってアルバムを締めくくります。
ビデオが見れます↑
1972年フロリダ生まれ。両親共にローカルなカントリー・パフォーマーで、父親は密造酒作りで刑務所に入ってた事もあったそう。2000年に、ラジオでかかるようなヒット曲がまだなかったにも関わらず、その実力でGland Ole Opryの出演を果たし、キャリアをスタートさせています。Elizabethは、Loretta Lynn と Dolly Partonをミックスしたようだと言われてきたようですが、それは決して大げさではなく、真にメジャー級のアーティストと言えるでしょう。しかも、音に似合わず(?)、とてもセレブなルックスですし。
来日してくれたRodney Crowellプロデュースの、この2007年作「Balls」もフィドルやバンジョーが主役のトラディショナルなサウンドを基調とし、全体的に生き生きと弾んでいます。オープニングの口琴(Jew's Harp)も入ってのルーズなハジけ具合ったら!声は、キュートで可憐ながら、カントリー・シンガーに必須の草の根の香りも持っています。Bobby Barre(渋いベテラン)とのデュエット"Rest Your Weary Mind"では、Bobbyのしわがれ声と彼女の美しい声の対比がドラマティックで、フィールド録音のバラッドのようなオーラがあります。"Sometimes It Takes Balls to Be a Woman" "Don't Go Borrowing Trouble""He Got No Heart"あたりはシンプルでアーシーなロカビリー/ロックンロール風でキメてくれます。11曲中9曲が自作あるいは共作で、カントリーらしいシンプルな心に引っかかる曲ばかり。驚きは、パンク・ロックの元祖と言えるVelvet Underground のバラード"Sunday Morning"を取り上げていること。あのアンディ・ウォーホールのバナナ・ジャケットで有名なVelvetsのデビュー作(1967年)のオープニングを飾っていたきれいな曲です。このグループは、サウンド的には既成概念を打ち破るような不協和音を盛り込んだり、詩的にも麻薬や同性愛をテーマにするなど、当時なかなか過激な存在でした。そんな連中の曲をカントリーで取り上げるとは、本当に反骨精神の強い人です。フィドルが良い雰囲気の素晴らしいカントリー・バラードになってます。そしてラスト、スロー曲"Always Tommorow"の終盤ではフィドル~ピアノが実に深みのある演奏を聴かせてくれて、余韻をもってアルバムを締めくくります。
ビデオが見れます↑
1972年フロリダ生まれ。両親共にローカルなカントリー・パフォーマーで、父親は密造酒作りで刑務所に入ってた事もあったそう。2000年に、ラジオでかかるようなヒット曲がまだなかったにも関わらず、その実力でGland Ole Opryの出演を果たし、キャリアをスタートさせています。Elizabethは、Loretta Lynn と Dolly Partonをミックスしたようだと言われてきたようですが、それは決して大げさではなく、真にメジャー級のアーティストと言えるでしょう。しかも、音に似合わず(?)、とてもセレブなルックスですし。
カントリー・サンシャインは、結構良いアー
ティストが来ていますね。チャーリーさんの
目が良いのでしょう。
Dixie Chicksはファンフェアのブースで目撃
したのですが、この時は熊本に来ていた事を
知らなくて、知っていたら列に並んで片言
でも話をしたのに・・・と悔やまれました。
これからもよろしくお願いいたします。
コンサートの前にCDを買って、サインをしっかりしてもらったのはもちろんです。 なをカントリーサンシャインの1996年のゲストはなんと The Dexie Chicks です。
呼びましょう!
とてもローカルな良い雰囲気の映像でしたね。
でも、なんとかMajor dealを獲得してほしい
ものです。
ました。
ビデオも見させて頂きました。
Somtimes It Takes Ballは乗りの良い曲ですネ!!
2005 EPKのフロントポーチでの画像を見ていると
Countryはこの様なところで作られ、歌い次がれて行く
のが分かりました。