松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

東京電力って、こんな人間ばかりなのか

2012年05月15日 | 最近のこと
東京電力の社長がかわった。西沢社長から広瀬・新社長へ。

西沢社長の原発事故を起こした「お詫びの」の「言葉」
がまったく伝わってこない。魂の抜けた人間なんだな
この男の誠意のない言葉は・・。

新しく会見した言葉から広瀬社長も同じく「誠意」はま
ったくわたしには感じられなかった。東京電力ってこん
な人間ばかりになってしまったんだ。

独占電力資金をいいことに各界にお金を渡して都合のいい
ように人をあやつってきた。50年近く知らず知らずのう
ちに人間としての「言葉」まで失ってしまったのだ。

「仕事がきつい」「もっと人を増やして」「もう少し賃金
を上げて」人間として当たり前のこを言えない東京電力の
労務管理は「物言えぬ」「人間造り」のだったのである。

いまだに東電の組合員はだれひとりとして人間らしい発言
が聞こえてこない。まったく魂まで抜きとられた去勢され
た動物以下になり下がってしまったのではないか、悲しい
ことだ。

東電を辞めた女性ひとりが朝日新聞に「お詫び」の投稿
していたのを読んだことはある。この女性の言葉の方が
「スーッと」わたしには伝わってきた。残念なのは在職中
に仲間と同じ声をあげてほしかったなー。

経済学入門・小島恒久著「労働大学新書版」


じゃどうすればいいんだ。
「マルクス」「レーニン」の本を読むといいとわたしは
想う。わたしは42歳から57歳まで窓際族から軒下族
におとされて15年間退職まで冷や飯をくいつづけた。

「元の職場」に「もどせ」と裁判闘争も定年で時間切れ。
会社側のねばり勝ち。闘い続け負けつづけ、だまされ続
け生き続けた15年間だった。

「経済学入門」(労働大学)から勉強を初めて少しづつ
マルクス・レーニンの本を読んだ。ほとんど途中で
読まなくなってしまったが「資本主義社会」のあり方が
すこし見えるようになってどんなに差別されても「悩む
こと]は少なくなって闘い続けることができた。

「集中合併」が続く世界経済。相手を喰わなければ生き
ていけない資本主義社会。この先の行き詰まりを見ると
「資本論」の言う通りだなーとおもう。

金持ちが嫌がるのはわかるが毎日の生活に困っている人
間までが「マルクス」「レーニン」を嫌うのは東京電力
の人間と同じになる運命なのかもしれないと。

以上ひとりごとでした。