松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島~中東~東欧~アゼルバイジャン 6月18~20日 

2014年06月21日 | 赤道直下と陸路国境148か所






アゼルバイジャンにつきました
2014年6月20日金曜  朝くもり18℃ 小雨10℃   はれ23℃   はれ28℃
明け方ごろごろとカミナリの音・・雨の中を走る覚悟する・・5時に目が覚めた雨は上がっている
ようだ。6時ジャスト、アゼルバイジャンに向かってスタート。

東に雨雲が残っている・・とうとう雨雲に追いついた・・雨になる。用意していたジャンバーを着
こんだがすぐに雨はやんだ。山道の狭い道路はカーブが多いくふせこけたガタガタ道60キロがや
っと・・平均40~50キロで走行。

160キロでアゼルバイジャンの国境に着いた8時55分・・ジョージアの出国手続き10分でお
しまい、いいぞ・・いいぞ。

200mぐらいでアゼルバイジャン、入国手続き・・若い係官・・なんだかんだと・・話しかけて
くる・・その態度が気にくわない・・「マイ、ジャパニーズ、オンリー」と相手にしない。

年寄り係官に書類が渡った・・パソコン、扱う指先はわたしと同じ・・一本指。そろそろ潮時です
かね・・・といいたくなる仕事がのろい。ようやく手続きが終わったと思ったら・・荷物の検査。

ここにも横柄な若い係官・・。荷物の中身をみるのは「アゼルバイジャンだけだ」荷物をほどいて
また荷造りするのは大変なことなのだ・・「このくそったれめが」・・

日本語で怒鳴りながら 荷物を運ぶのを「手伝ったら」どうなんだ・・。検査を終えて荷造りを始
めたら雨が落ちてきた。

しょうがない濡れながら荷造りを終えた。10時13分ちょうど1時間アゼルバイジャンでかかって
しまった。すぐに晴れ渡ったいい天気に変わった。最初の街でカードを使ってATMでお金を下ろす。







あー簡単に下ろすことが出来た・・が現金が出てくるのが一呼吸、ふた呼吸遅い・・ダメなのかと
戻ろうとしたとき「現金が出てきた」文字がまったくわからないので・・あぁー危なかった。

オランダで「ダメなのかと」思ってとなりのATMに移ったとたんうしろにいた男に持ち逃げされた
ことを思い出す。レストランで食事を・・入ってケバフを注文・・ビールを・・ええー置いてないの。

注文をとりやめて別のコーヒ店へ・・ここではティとビールを飲む部屋が別れていた。つまみは卵を
割って・手のひらで・・ちゃちゃ・・ハンバーグを入れるらしい。

わたしと同じ・・年とったおじさん・・ゼスチャー・うまいもんんだ・・すぐに理解できた「OK」
それを注文。オートバイのまわりには人だかり・バクーまであと400キロ・・と教えてもらった。

相変わらずふせこけした道路が続く・・。時間がかかっているな・・。残り200キロになってどう
にかスピード100キロで走れる道に・・なる。

バクー市内に着いたのが19時・・市内でタクシーをつかまえてホテルのメモをわたす。あっちこっ
ち走りまわる・・走っている最中穴ぼこがある所に入りこんで転倒してしまった。

周りの車の人に手伝ってもらい起こした・・となりの車に接触しなくてよかったなー・・あぶないと
ころだった。







タクシは他のタクシーに聞きパトカーにも聞いたりしている「こいつわかってないんじゃないか」
「メモ用紙と金返せ」転倒したこともあってタクシーに八つ当たり。

地元の人が何事かとよってきた。人のよさそうな若い青年にメモ用紙を見てもらったが・・、わから
ない。パソコンから地図を撮っていた・・カメラを見せたら・・最後どうにかわかった。

地元の青年もいっしょにタクシーに乗り込んでもらってゲストハウスにたどりついた。ありがとうご
ざいました。

街の中心部にあるゲストハウスにしては安い3200円のゲストハウス・こぎれいで気持ちよさそう。
きょう二人ベッドにひとりだけ。あしたから4人ベッドに移るとか・・。きょうは約600キロ・・

きょうは13時間連続走行・・最後の200キロ・・いい景色の中を走ってきたが・・疲れて・・景
色など、・・もうどうでもよくなってしまった。











2014年6月19日木曜     はれ    はれ
サクランボを喰いながらの散歩が楽しい。きょうは風が強い。アゼルバイジャンのビザ10時に電話
するように言われている讃井さんアゼルバイジャン大使館に電話したがまだ出来てないとのこと・・。

午後オートバイのフロントプラスチックは割れているので・・新しくつぎたしに向かう。顔なじみに
なった溶接屋によって・・タクシーを止め溶接屋さんからフロントのお店まで行くように頼んでもら
った。

自動車部品・専門のお店が並ぶ・・部品商店街・・フロントのつぎたしを頼んだ。プラスチック台
2500円・・・修理代1200円・・思っていた以上に簡単に事が進んでうれしかった。

フロントプラスチックあと10センチ高くすればよかったかな・・と走りながらおもうがもう終わっ
たこと、これで良しとしよう。






ホテルに戻って晩飯を喰っていたら讃井さんが夕方4時過ぎに確認しに行ったがやっぱりダメだった
と・・。6時頃オートバイでわたしの泊まっているホテルにやってきた。

あとの日程がつかえているので・・あした20日仕方ないひとりでアゼルバイジャンまで行ってくる
ことにした。ビザが取れたらすぐにアゼルバイジャンまで向かうといいながら・・もうアゼルバイジ
ャンには行かなくても「いいや」と讃井さん。

クサル気持ちがわかる。「アゼルバイジャン・外務省」「許可」「来てない」と繰り返すアゼルバイ
ジャン大使館の話・・理由がわからないから余計に気になる。


2014年6月18日水曜       はれ    はれ16時28℃
いつもの朝の散歩・・夏に近づく陽気になりつつあるのだろうか・・半そでシャツで充分。ブログを
更新して夕方4時アゼルバイジャン、大使館で待ち合わせ。

ビザが下りない讃井さんときょうもアゼルバイジャンに確認に行くが・・「ダメだった」・・5時に
来るようにとのことらしいが・・。メールでとれたかどうか知らせてほしいとホテルへ戻る。

結果は「ダメ」ビザは下りなかったとのメールが6時頃はいった・・どうしてだろうかな・・本人に
してみれば気が気でない気持ちだろう。