仏沼は,コヨシキリが,とても多い。
しかも,警戒距離が短い鳥なので,至近距離から観察できる。
同じくたくさんいたオオセッカやコジュリンの警戒距離の10分の1以下だと思う。
だから,コヨシキリの撮影をし始めると,キリがなくなってしまうので,できるだけ撮影しないように努力した。
しかし,すぐ目の前でさえずり始めたりすると,ついレンズを向けてしまう。
コヨシキリのチャームポイントは,オオヨシキリの大柄でボサボサした風体に比べて,小柄で引き締まったシルエット。
ちっぽけな鳥。
そして,白い眉斑の上にある,この黒くて,太い,眉線。
白い眉斑を目立たせるための縁取りをしているかのよう。
正面から見ると,こんな感じになる。
これが,コヨシキリの特徴であり,チャームポイントであるところ。
さえずりは,オオヨシキリのギョギョシ,ギョギョシ,...,から濁点を取った感じ。
喧しく鳴くのは,オオヨシキリと変わりない。
広い草はらを,にぎやかにしてくれるのに大貢献。
オオヨシキリは,さえずっているとき,真っ赤な口の中が目立つが,コヨシキリの口の中は,赤くない。
ここでは少数派のオオヨシキリも,比較対照用に張っておこう。
オオヨシキリは,数が少ない上,ここでは,コヨシキリより警戒心が強かったので,撮ろうとしなければ,撮れなかった。
ところ変われば鳥変わる,である。
(2024/06/08-9 コヨシキリ)
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