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雪の「芝馬」!?

2008-02-03 23:53:07 | マスター独り言
東京地方、雪寒の1日、雪に弱い首都圏、本日イベントがあった皆様、お見舞い申しあげます。
青梅マラソンも東京競馬場も中止になりました。当店の久々に日曜ランチも中止しました(世間にたいした影響ないけど、笑)
大雪だったら雪かき大変だけど、この程度だったので、ゆくくりテレビ観てました。日曜は、やはりスポーツ観戦だ!
しかし、大雨でもやるラグビーも中止だ。
「あぁ、つまんね~日」と思ってチャンネル、ガチャガチャ(うちは今だに50年前の白黒テレビな、もんで)してたら、NHKで面白いことやっていたヨ。
13時5分~の笑いがいちばん。で、落語「芝浜」をエンタのジャンルを越えたリレー噺という企画をやってました。
この「芝浜」、円朝が「酔っ払い、芝の浜、財布」の,お題をもらい、即興で、こさえた三題噺からはじまった説があるが、仮にそれが本当だとしても、後に手直しされた噺だと私は思いますが、人情噺として分かりやすいし、サゲが演じ手も聞き手も気持ちイイので名作と言われてる噺ですネ。
これを導入部を漫才のパックン・マックンが演り、中継ぎをコントのインスタントジョンソンが3人コントで演って、サゲは白鳥師匠が、くすぐりの多い古典落語で演じました。リレーのバトンを実物の財布で噺を繋いでたのもイイし〔古典ファンはチッ!でしょうが)新作派の白鳥師匠の起用で正解。NHK的〔笑)だったのが、ダンナが拾った財布を無駄使いしないように隠したおかみさん話し、警察に届けて、持ち主不明で、拾い主のものになったに、なっていた〔笑)教育的な話しだ。〔笑)
日本人の普遍的なものを、無駄をはぶかれ、ソフィスケイトされてきた古典落語に、このような説明的は無粋だと、噺家自らは積極的にはしない企画だったので逆に面白いと私は思いました。
そしてまた、ガチャガチャ。
日テレだ!大ヒット漫画のアニメ版「デス・ノート」
実写映画版も人気だが、ストーリーは、まるで古典落語だ!「死神」〔円朝作)や「らくだ」のようなバカ不気味シュチュエーションなのに、表現が心理サスペンスのような作りに大笑い、でも悪いことじゃないネ。日本の作家、漫画家、映画監督など、すべての表現者が古典落語の影響受けてると思ってますので〔笑)
そしてまたガチャガチャ。
フジテレビ競馬中継。
タイトルが「みんなのケイバ」になっていた〔笑)
この程度の雪でも中止だ!〔残念)
緑の馬の芝も、まっ白だ!
ところで
私の創作落語に「芝馬」という、競馬予想にロマンをかけた生活苦な競馬予想屋の噺がありますが、サゲは「芝浜」の「よそう、ん~、また夢になるとイケナイ」と同じセリフで「予想?ん~、また夢になるとイケナイ」。とだけ教えときましょう〔笑)
雪の東京、「芝浜」や「死神」、三遊亭円朝を感じた日でした。〔名人、上手は多いが天才は円朝だけだと勝手に思う。)

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