円ジョイ落語「浮世絵うま屋火事」
え〜
江戸時代の庶民文化で華開いた芸術に「浮世絵」がありました。
浮世絵は大衆文化でお上は職人差別をしてましたがお江戸だけでなく日本国いや世界中の人々に愛されたそうですな
しかし浮世絵は1人の浮世絵師が作るものではなく、原画を描く者、版木を彫る者、彩色する者、印刷する者、プロデュースする者ら職人集団が分業して浮世絵うま絵職人スタジオが製作して世界に出版していました。
そんな浮世絵スタジオに、嫉妬したのか逆恨みで不届き者が付け火(放火)する縛り首犯罪が起きます。
浮世絵職人達集団は芸術家として誇りとして働いていましたが、版元の儲けのため安い賃金で過酷な労働させられていました。
そんな浮世絵うま屋での付け火放火事件で多数のうま絵の腕達者の浮世絵職人が焼け死んだそうだ。
版元は抱えていたうま絵職人の死と共に、浮世絵原画や版木が焼けた事で、その浮世絵スタジオの商売はもう出来ない! 廃業だ!と叫んだそうです。
でも奇跡的に浮世絵スタジオの藏は焼けないで原画や版木が遺ってて、浮世絵スタジオは再建できるそうです。
でも版元社長には「売れ筋浮世絵の原画や版木等全て焼けてもいい優秀な未来ある浮世絵職人を返して欲しい」との言った。
我々江戸庶民は、さすが一流浮世絵スタジオの版元!
浮世絵の儲けより浮世絵職人の死を悲しみ追悼するなんて
まるで厩火事だね。
「いや浮世絵職人を今後は大事にしないと俺(版元)は楽して儲けられない」
※この円ジョイ創作落語を古典落語「厩火事」を改作して作られたフィクションです。 実在するアニメーションスタジオとは一切関係ありません ご了承ください
京都アニメーションは29日、放火殺人事件があった第1スタジオで焼損を免れたサーバーからデータを回収できた、と明らかにした。デジタル化された原画などが含まれていたという。
サーバーは全焼した3階建てスタジオの1階にあった。四方をコンクリートに覆われた部屋にあったことで焼損せず、消火活動による水の影響も受けなかったとみられる。
このため同社は専門家の協力を得て作業にあたり、データを取り出したという。同社代理人の桶田(おけだ)大介弁護士は「サーバーに記録されていたデータについては欠損なく回収された。
献身的なご尽力をいただいた専門家の方々に心より御礼申し上げる」と話している。