見ると幸せになれる? 今宵の月は「ブルームーン」
本日8月31日は、いつもの満月とちょっと違う「ブルームーン」が見られるそうです。Twitterでも朝から「ブルームーン」がトレンドワードに入り続けています。 【拡大画像】 といっても、見た目にはいつもの満月とまったく違いはありません。「ブルームーン」とは、1カ月の間に2度満月が巡ってくることを指す言葉。3年に1度くらいの頻度で起こり、一部では「見ると幸せになれる」との言い伝えもあるのだとか。
《名月の出づるや五十一ヶ条》
松尾芭蕉が江戸元禄時代に詠んだ句だが
芭蕉は政治的な俳句も沢山詠んでます。
「北条泰時が御成敗式目五十一ヶ条を制定し、天下の政道を明らかにしたのは、あたかも東天にこの世を照らす素晴らしい月が昇ったかのようだ」 との意味ですが、ピンときませんよね。
芭蕉が活躍した元禄時代というのは平和で安定した時代と言われますが、元禄大震災があり、赤穂浪士事件が起こり幕府もコロコロ代わった時代です。中でも、朝鮮半島と日本国の間に浮かぶ「竹島」の領有権が問題になった時代です。 「竹島一件」といわれている日朝間の外交交渉は、釜山の倭館を舞台に3年間続けられ、この時「兵威」を用いて竹島を日本領にする案もあったが、結局は竹島を放棄することとなった。そして1696年(元禄9年)竹島を「無用の小島」と断じて鳥取藩に同島への渡海禁止を申し渡したのである。
「えーじゃ竹島は韓国のものなの?」と叫んだあなた!大丈夫ですよ!元禄時代は、現在韓国領と確定している「ウルルン島」のことを「竹島」と呼んでたんだ。そして今の竹島のことは「松島」と呼んでて完全な日本の領土です。
そこで「松島や ああ松島や 松島や」の句、これが芭蕉作と言われることがあるが、実際は、江戸時代後期に相模国(神奈川県)の狂歌師・田原坊が作った領土問題時事ネタの句。それをユーモアのある芭蕉が替え歌にしたんだよ!
芭蕉が今宵の月を見たら、「竹島や ああ竹島や 竹島や」「青月の 出づる憲法 九カ条」と平和を祈ったと想います。
本日8月31日は、いつもの満月とちょっと違う「ブルームーン」が見られるそうです。Twitterでも朝から「ブルームーン」がトレンドワードに入り続けています。 【拡大画像】 といっても、見た目にはいつもの満月とまったく違いはありません。「ブルームーン」とは、1カ月の間に2度満月が巡ってくることを指す言葉。3年に1度くらいの頻度で起こり、一部では「見ると幸せになれる」との言い伝えもあるのだとか。
《名月の出づるや五十一ヶ条》
松尾芭蕉が江戸元禄時代に詠んだ句だが
芭蕉は政治的な俳句も沢山詠んでます。
「北条泰時が御成敗式目五十一ヶ条を制定し、天下の政道を明らかにしたのは、あたかも東天にこの世を照らす素晴らしい月が昇ったかのようだ」 との意味ですが、ピンときませんよね。
芭蕉が活躍した元禄時代というのは平和で安定した時代と言われますが、元禄大震災があり、赤穂浪士事件が起こり幕府もコロコロ代わった時代です。中でも、朝鮮半島と日本国の間に浮かぶ「竹島」の領有権が問題になった時代です。 「竹島一件」といわれている日朝間の外交交渉は、釜山の倭館を舞台に3年間続けられ、この時「兵威」を用いて竹島を日本領にする案もあったが、結局は竹島を放棄することとなった。そして1696年(元禄9年)竹島を「無用の小島」と断じて鳥取藩に同島への渡海禁止を申し渡したのである。
「えーじゃ竹島は韓国のものなの?」と叫んだあなた!大丈夫ですよ!元禄時代は、現在韓国領と確定している「ウルルン島」のことを「竹島」と呼んでたんだ。そして今の竹島のことは「松島」と呼んでて完全な日本の領土です。
そこで「松島や ああ松島や 松島や」の句、これが芭蕉作と言われることがあるが、実際は、江戸時代後期に相模国(神奈川県)の狂歌師・田原坊が作った領土問題時事ネタの句。それをユーモアのある芭蕉が替え歌にしたんだよ!
芭蕉が今宵の月を見たら、「竹島や ああ竹島や 竹島や」「青月の 出づる憲法 九カ条」と平和を祈ったと想います。